「いつもは、施術してもらって
最初の数日は打撲痛があるけど
それから数日すれば
グッと治ってくるんですよね。
今回おかしなことに、
それがなかったんですよ。
前回と同じところが
まだ痛くて…」
言いづらそうな表情で
患者さんに告げられ
私は、申し訳ないと
うなだれながら、
患者さんの近況について
尋ねた。すると、彼女に
近来まれにみるショックな
出来事が起こっていたことが
分かった。
これは昨日実際起こった話。
ビジネスパートナーから
大事なことについて
ウソをつかれていたことを知って
ショックを受けたという
話だった。
病気というのは、
体の中に、生きているけど
十分機能を発揮していない
老朽化したゾンビ細胞が
できていっているということ。
この状況、例えるなら、
働かない社員が増えているような。
そういうゾンビ細胞
（これを「コリ」と呼ぶ）
コリを破壊して、細胞分裂で
新しい、健康な細胞を増やして
治すというのが鍼灸。
だから、いつもと同じように
鍼でゾンビ細胞を壊して
治らなかったとしたら、
それは、
細胞分裂が進まなかった
ということ。
細胞分裂というのは、代謝のことで、
代謝には「酵素」がいる。
でも、この酵素、
食べ物の消化にも使えば
活性酸素という老廃物との闘い
血をつくる「造血」
にも使う。
とにかく用途が多いわりに
体の中では常に不足しているもの。
※酵素の材料は、たんぱく質がほとんど。
あとミネラルとビタミン。
だから、「質的栄養失調」
カロリー過多で、タンパク質不足の人は
酵素も作れない。
ストレスが強い状態の人は、
ストレス除去に、この酵素が
回されるから、
細胞分裂できてない。
ストレスがなかったら
酵素10のうち、９～10を
細胞分裂に使って
身体は治っていただろうけど、
ストレスのせいで１しか
細胞分裂に酵素が回ってこなかったものだから
前回の施術の後、身体が治ってないのだ。
先にストレスを解消しなくては
身体が治りにくい状態は続く。
対処法は、
ストレスを「解決」するか
ストレスを、瞑想などで、シャットダウンするか
栄養をたっぷり摂って、
ストレスにも、細胞分裂にも
療法の作業に回せるほど
酵素を作るか
どれかである。
サクサク解決できる程度のことなら
そもそもストレスになってるはずないので、
瞑想か、栄養。
または両方に取り組むことがお勧めです。
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大阪市中央区玉造の鍼灸院
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