切皮痛。
鍼を刺すときの最初の痛み…鍼先が皮膚を切る瞬間の痛みなので、「切皮痛」といいます。
せっぴつう、です。
皆さんの身体は、子どもの時からすると、細胞のレベルで数回は全入れ替えしています。
もちろん自分が自分であるという、同一性は失わず、細胞の集合から1個または2個、捨てて、新しいものを分裂で増やすという形での入れ替わり、新陳代謝です。
血管や神経は、あなたが10歳くらいの頃には、ネットワークを完成させていたわけですが、大人になって数十年たった現在、大きく様変わりした点があります。
「材質」が変わっているのです。
コラーゲンという言葉を聞いたことがあると思います。
身体の「フレーム」を構成している素材で、たんぱく質の一種です。
もう一つ、エラスチンというのがあります。同じく、身体を構成している素材です。やはりたんぱく質の一種です。
皆さん、コラーゲンをありがたがって、増やしたがっていますが、実はちょっとそれ、間違ってます。
赤ちゃんや小さな子のみずみずしさ。
それは、コラーゲンではなく、エラスチンだからです。コラーゲンもエラスチンも身体を構成する素材ではありますが、コラーゲンはどっちかっていうと、硬い部分…腱とか、硬いですよね？硬さをつかさどる成分で、エラスチンがぽちゃぽちゃした肌の弾力とかの、やわらか成分なのです。
私たちは日々、ストレスから緊張を強いられていますから、生きるほどに硬く強くなっていきます。
でも、美容的にも健康を考えても、ぽちゃぽちゃ、フワフワのほうが、血管、神経は、通りやすい。
カッチカチやと、神経や血管が圧迫されるので、通りにくい。
これがひいては、痛みやシビレの原因になっています。
ルート治療は、カッチカチをふわふわに戻す治療です。
ふわふわになると、神経や血管が疎通して、増えます。末端まで血流が行き届くと、神経も血管にくっついて伸びます。
アスリートの筋肉の理想形は、力を入れると鋼鉄になり、力を抜くと赤ちゃんになる筋肉です。
柔軟な筋肉、柔軟な体は怪我しにくく、パワーもあります。
ルート治療で身体を良い状態に戻しましょう。
ルート治療にいよる、若返りです。
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大阪市中央区玉造の鍼灸院
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