昔、頭痛の急患で
初診・来院して、施術後
「3時間」
喋って帰った方がいたんですよ。
当然、頭痛はぶり返し、
こじれました。
その後、
頭痛はなかなか治らず、
文句も言われました。
うちの重要事項説明書に、「施術後お白湯を飲むことと、家に帰って30分目を閉じて寝て下さい」って書いてあるのは、その経験からなんです。
そういう「やっちまった」失敗からしか学べないこと、これを「経験」というと、なんかかっこいい感じですが、やらかしただけです。
皆さん、学校休んで、
風邪薬飲んで、
熱が下がったからと、
テレビゲームで遊ぶ子どもがいたら
どやしますよね?
大の大人をどやすというのが、私はどうも苦手です(相手が子どもでも苦手です)
というか、大抵の医者、治療家が、これ苦手だし、避けてると思いますよ。
儲からないどころか、マイナスですから。
というかね、牽強付会しますけど、うちみたいな重要事項説明書を配布する病院、治療院、私は他に知らない。ってことは、その病院・治療院は、私以上に言うべきことを言ってないか、逆に赤ひげ的な立派な先生だってことです。
もう一点、重要事項説明書に、「検査は病院で」と書いてます。
皆さんが鍼灸に過大なご期待を抱いておられるなら、ご期待に沿えず申し訳ありませんが、鍼灸師は、「検査能力」に関して、病院の血液検査にはまったく、ビタイチ、足元にも及びません。
これ、翻ればどういうことかと申しますと、私風情の鍼灸師の目から見て「アウト」「これはヤバイ」と思うレベルでヤバイことは、検査すれば確実にアウトってことです。
ぜひそのままの状態で、病院に行ってみて下さい。即入院、即投薬開始です。(検査しても何も出てこないとしたら、医者か検査が無能やと思います。だって症状が既にあるから、患者はうちに来てるんで。既になんか「ある」のは数学的に確実です)
私は、できることなら、皆さんに、忠告も警告もしたくありません。
嫌ごとをいうのは、辛い。
だって私もたいして立派な人間じゃないんですから。お菓子もやめられんし、できれば寝て過ごしたいし、ジム通いもサボるし。
それでも、患者さんに何かを言うときは、「本当にヤバイ」と思って、余計なお世話と言われる覚悟で言っています。
もう二度とご来院いただけなることを覚悟して言っております。人間としての良心のひとかけら。
分かってても言うのは嫌だから、私が「ヤバいです」といったら、目に余るほどヤバいとき「だけ」です。
今日は、重要事項説明書は、数々の失敗(経験)から作り出されたものだということを、改めて皆さんにお伝えしたいと思って書きました。
「警告」なんて、大人は「してもらえない」んだということ、改めて肝に銘じてください。
「たかが鍼灸師」が言うことだから、聞けないというのであれば、たぶん、自分の身体の声は、もっと無視しておられることでしょう。
でも、病院の検査より確かなのは、身体の声ですよ。
うちの重要事項説明書も貼っときます。
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大阪市中央区玉造の鍼灸院
はりきゅう和-nagomi-
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