「べき乗分布」って言ったら、通じますか?

 

↓こういうグラフのことなんですが。

この図の左端のほうを、「ショートヘッド」

 

右側に長く、長~~く伸びた部分を、「ロングテール」

 

 

 

 

このべき乗分布は、世界の「ある」あり方を

表現しています。

 

一つは、「想定内」の世界。

 

もう一つは、「想定外の世界」

 

 

 

 

もう一つ、特に

「想定内」「予測が立てやすい」

統計があり、それはベルカーブと呼ばれるもので、

 

この好例は「平均身長のグラフ」です。

 

平均身長くらいの人が、一番人数が多い。

予測が立てやすく、直感で理解できます。

 

 

世界がすべて、分かりやすいベルカーブで

表現できたら良いのですが、

どうにも、現実は厳しい。

 

世界の半分くらいは、ベルカーブで

描写できても、

世界の残り半分は、

ベルカーブを念頭に置いていたら

理解できなくなります。

 

 

 

べき乗分布の世界は、私たちにとって

理解しにくい、現実の一側面なのです。

 

かといって、べき乗分布のグラフが

表現している現実も、

ベルカーブで表現される世界と

同じくらい身近にあるものです。

 

 

私たちがよく知っている生活、

私たちが普段経験することは、

左端の「ショートヘッド」の圏内に

だいたい収まっています。

 

 

問題は「ロングテール」なのです。

 

リーマンショックや、大地震

大災害が、「まれに」起こります。

 

それが、典型的な「ロングテール」の先端の世界ですが、

ちょっと待って!

 

他にも、もっと私たちに影響する

好例があるんです。

 

それがSNS。

 

 

 

例えば、一億人フォロワーがいる

ユーチューバーやインスタグラマー

ツイッターアカウント。

 

これが、まさにロングテール。

 

一万人フォロワーがいてもすごいのに、

一億なんて…という感じですが、

 

私たちは、隣の人のことより、

一億人フォロワーがいる

アカウントのことをよく知っている。

 

実際、パッと幾人か、名前が思いつくでしょう?

 

 

 

努力の量と結果が比例?

一日は誰でも24時間なのに、

努力の量と質だけで、一億倍の

差はつきません!

 

説明もつかなければ、納得もできない

それがロングテールの世界。

 

 

 

で、本題なのですが、

ある、優れた経営者の方が

主催されている講座で

いつも言っていることがあります。

 

 

「ちっちゃい実績を作り、誰にも真似できないほど繰り返せ」

そして、その「実績を徹底的に自慢しろ」

ってことです。

 

 

実績は、小さなことでも良い。

でも、小さなことを100、1000、積み上げたら

誰にも負けないものができあがる。

 

SNSで徹底的に自慢して、自慢して、

自慢しろ。

 

そしたら、そのうち「聞かせてください」

「教えて下さい」と言ってくる人が出てくる、と。

 

 

私は、それを「ショートヘッド」

の世界から、一歩でも、二歩でも

外の世界に向かえ、という意味だと

思うんです。

 

実績のサイズ感がしょぼくても、

量で凌駕することはできますし、

 

それだけ量を積み重ねていけば、

そのうち質はついてくるからです。

 

 

ただし。

ちょっとやれば、パッと結果が出るような

そういうことに取り組んでも、

なかなか、群衆からはみ出すことは

できません。

 

「カンタン」「すぐ」というのが

嘘だということを、私たちは

既に知っています。

 

ただ、一つ一つはショボくても、

数出されると、変わってくる。

 

うっとうしいほど、

結果を出されてしまったら、

無視できなくなってきます。

 

 

↑ うちの患者さんの鼻。

 

 

チャリで転んで、傷が残ってたんですが、

半年くらいぼちぼち治療して、

ほとんど消えました。

 

大したことじゃない(←と思う)けど、

「半年」治療を続けることができれば、

これくらいの成果は出ます。

 

 

 

実績作りは、方向を定めて、

めっちゃ努力することで

可能になります。

 

「量」を積み上げるために、

大事なのは、方向性を決めることです。

 

宝の山を見つけ出すというより、

それだけ時間をかけてもいいと思える

対象を見つけることかなと思います。

 

今、私のまわりには、仕事を辞めたり、

人生に迷っている人が数人います。

 

 

 

正解は、簡単には見つからないです。

(私も17年、いや36年かかってます)

めちゃくちゃ、試行錯誤がいります。

 

まずは、自分にとって「これ」という方向性を

見つけるまで、徹底的に試行錯誤する!という

覚悟を決めることです。

 

 

 

せめて好きな分野じゃないと、

人はそんなに打ち込めません。

 

私が好きな分野、得意なことが

工夫することや、試行錯誤することだった。

 

そして、腹をくくった(それは同時に、

他の可能性を「諦める」ということでもあった)

 

 

 

人間の脳の回路は赤ん坊の頃が

一番多いそうです。

 

それが一時、急激に減り、

そして、自分というプログラムが走る上で

最適の回路が3歳くらいまでにできあがります。

 

無限に可能性がある内は、

何物にもなれません。

 

捨てて、削って、絞って、

あなたが完成するんです。

 

 

 

向こう傷は勲章です。

その試行錯誤を人に話せば

喜んでくれる人が多いです。

 

既に十分長く生きた人は、

これまでの人生の

挑戦の数を数えてみて下さい。

そのどこかに、

すでに積み上げた実績があります。

 

 

 

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