患者体験には、

本一冊分くらいの

ネタがあるはず

なんですが

 

患者さんが

主役のドラマって

ないですよね。

考えたり、

調べたり、

決断したりするのは、

いつも医者。

でも、それって、

患者さんには

何の主体性もない

ってことを

意味してませんかね?

いつもピンチに陥って、

ヒーローの助けを待つ

ヒロインみたい。

「助けてポパ●イ」

患者の人生は、

医者のドラマの

添え物ですか?





「医療パターナリズム」

という言葉があるんです。

患者が自分で

主導権を握るとか、

主体性を持つとか

いうことは、

 

ただでさえ

病気で苦しむ

患者さんの負担を

増すことになる、、、

という善意…

 

温情…というものが、

医療パターナリズム側の

言い分なんです。



医者側に悪意あっての

ものではありませんが、

だとしても、

あまりに患者には

「語る言葉」が

少なすぎやしませんか?


「知識もないし、分からないから、何も話せない」
「何を言ったらいいか分からない」
「感じた通りのことを話したら、医者が変な顔をした」



医者主体で、

ドラマが作られ、

物語りされる限り、

患者の自己表現の

機会は奪われ、

自己理解にたどり着けない。

そうなってないか?

という疑問を感じるんです。



当院に、

「患者のプロ」

みたいな人がいます。

子どもの頃から

虚弱体質。

色んな病気、

色んな不調で、

飛行機に乗って

東京まで

治療に通っていた

こともあるほど。



その方が、

うちに来るたびに、

治療で感じたことを、

熱く語ってくださるんです。

そして、他のひとより治りが早い。

ここが一番大事なポイント。


虚弱で最初は治りが遅かった。

でも今は、他の患者さんより、

治りが早いんですよ。


他にも虚弱な体質の

患者さんはいますが、

この方ほど、短期間で

変わった人はいません。



書いてきてくださることが、

単純に読み物として

面白いんですが、

 

私には

「患者としての主体性」

が治療効果に

影響を与えてるらしい

ことが面白い。



そもそも

患者さん自身の精神が、

受け身で

治療を受けてるとしても、

体は違います。

医者以上に、

本気で、

最善の状態を

取り戻そうと

もがいている。

 

365日24時間。

一瞬も休みなく。

 



だから、

患者さんの精神も

「ぼーっ」としてちゃ

ダメなんです。

身体だって、

あなたに治す手伝いを

してもらえたら、

どんなに助かると思います?

あなたが自分の治療の

お客さんでいて、

誰が得しますか?


患者は、一生患者じゃない。
「患者後」の人生があるんです。

 

患者体験を

ボケーッと送ってしまってたら、

そこで得るはずの

学びの機会を失っている。

 

自分と、自分の体を

知る機会を

失ってる。

 


「のど元過ぎれば熱さを忘れる」

で、また以前の、

身体のことなんか考えない

人に戻るんじゃ、

医者も身体も報われない。

そんな人間が

主役になんかなれるはずもない。

 

一生脇役。

自分の人生なのに脇役ってのが

そんな人には、ふさわしい。




あなたは自分の

体について語れる言葉

持っていますか?

 

 

 

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