これまで、何度か読み返している

『7つの習慣』

 

この本を電話で、

実家の母と読むようになって

すでに2回目。

 

他にも『嫌われる勇気』の

シリーズなど、何冊も

一緒に読んできたけれど、

 

自己啓発書と呼ばれる

本の中で、この分厚い

『7つの習慣』が一番

面白いと思う。

 

 

この本の中で、私が一番好きな

エピソードは、序にあたる

「インサイド・アウト」の章にある

「原則中心のパラダイム」の中に

書かれている。

 

短いエピソードなので、まるっと

引用したいと思う。

 

 

訓練艦隊所属の戦艦二隻が、

悪天候の中、数日前から演習航海を

続けていた。

 

私は先頭の戦艦に乗っており、

陽が沈んでから当番でブリッジに入った。

あたりに霧が発生して視界が悪かったので

艦長もブリッジに残り状況を見守っていた。

 

暗くなってから間もなく、

ブリッジのウィングに立っていた

見張りが報告に来た。

 

「右舷船首の進路に光が見えます」

「停止してるのか、後方に動いているのか」

と艦長は聞いた。

「停止しています」と見張りは答えた。

 

つまり、その船はこちらの進路上にあり、

衝突の危険があるわけです。

 

艦長は信号手に「衝突の危険あり、

進路を二十度変更せよと、当該の船に信号を出せ」

と命じた。

 

帰ってきた信号はこう。

「そちらが二十度進路変更せよ」

 

艦長は再度、信号手に指示した。

「私は艦長だ。そちらが二十度進路を変更せよと信号を送れ」

 

すると「こちらは二等水兵です。

そちらが進路変更しなければなりません」

という返事が返ってきた。

 

艦長はついに怒り、吐き出すように言った。

「信号を送れ。こっちは戦艦だ。二十度進路を変えろ」

 

帰ってきた光の点滅は、

「こちらは灯台である」だった。

 

我々は進路を変えた。

 

 

原理原則には誰も逆らえない。

逆らおうとすれば、破れるのは

原則ではなく、こちらだ。

 

 

 

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