鍼は、治療器具ですが、

同時に「検査器具」

でもあるんです。

 

私が治療で使う技法…

に勝手に名前をつけて、

ミネット鍼と呼んでいる

技法があるんですが、

 

美容用のごく細の鍼で、

全身的に、「切皮」と言って

皮膚表面をちょっぴり

傷つける程度の

施術をしていきます。

 

 

全身どこを刺しても、

同じ、ちょっと

「ちくちくするかなぁ…?」

程度なら、「正常」

 

あなたは健康です。

 

 

 

ミネットでは、

均等に同じ刺激なので、

「ちくちくするかなぁ」

程度のはずなのです。

 

せいぜい素肌に

セーターを着た時くらいの刺激。

 

ところが、

同じようにしてるはずなのに、

たまに「痛っ」というくらい、

感じるところがあります。

 

そこが「悪いところ」です。

 

 

 

逆に、完全に、

「無痛・無感覚」

のところがあります。

 

そこは、痛いところより、

もっと悪いところ。

 

体の中で盲点に

なっているところです。

 

 

痛いところが悪い

というのは、

飲み込みやすい話

だと思います。

 

無痛の方がもっと悪いというのは、納得いかない方もいるでしょう。

 

 

 

でも、考えてみてください。

 

ガンが、できはじめから

痛かったら?

 

誰が、ガンで

命をとられるでしょうか?

 

 

 

「痛み」はサインなので、

ガン細胞ができて、

「痛い!」と感じたとしたら、

その場には白血球が

もう急行してます。

 

ガン細胞は

またたくまに貪食されて、

失くなってますよ。

 

となれば、

誰もガンで死にません。

 

一番悪いところ、

一番危険なところは、

無痛なんです。

 

 

 

身体は、大きいです。

白血球・赤血球の

基準で言えば、

巨大すぎるくらい。

 

くまなく神経という

センサー網で、

覆えていたらいいですけど、

かならずセンサーに

隙間はあります。

 

そこが無痛ゾーンです。

 

 

 

生得的に、

たまたま神経が行き届いてない

範囲が数ミリあったとしても、

それだけではガンになりません。

 

でも、たとえば、

無痛ゆえに石灰化が

進んでいたり、

センサーの隙間が

広がってきていたら

盲点の範囲が広くなります。

 

 

 

そこから、病気が入り込むんです。

 

ミネット鍼を、

定期的に受けていると、

センサーに隙間が

できているかどうかが

分かります。

自分の弱点が

分かるようになるんです。

 

 

 

鍼が検査器具だというのが、理解していただけたでしょうか?

 

「私、どこも悪くないの」

 

じゃなくて、

盲点が広がりまくって、

穴だらけなのかも

しれませんよ?

 

安心できる状態とは、

とても言えません。

 

怪盗ルパンじゃなくても、

入り込みまくり。

 

生得的に

身体が強いのかも

しれませんが、

強さが鈍さになっていませんか?

 

 

 

鈍感ゆえに「おめでたい人」

ではなく、末端まで

「行き届いた人」

になってください。

 

それが、あなたの健康のためです。

 

※対人関係的には、少し鈍感なくらいの方が強いと思いますけど、こと、自分の身体のことですから。

 


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