「隠れ貧血」

 

最近あまり

聞かなくなったかなぁ

という単語ですが、

 

隠れ貧血の問題が

解決したわけでも

なければ、

 

隠れ貧血が

「表れ貧血」

変わったわけでも

ありません。

 

あなたがうつ症状に

苦しんでいて、

しかも、薬の効果が

出にくいとしたら、

私と同じ、隠れ貧血かもしれませんよ?

 

でも…もし、隠れ貧血だとして

それってどうやったら、

確認できるんでしょうか?

 

 

隠れ貧血を調べるには、

血液検査で

 

「フェリチン値」

 

というものを

調べるということを

ご存じの方も

多いでしょう。

 

でも、このフェリチン値

普通は、検査項目に

入っていません。

 

つまり、隠れ貧血は

相変わらず、「隠れ」貧血のまま。

 

あなたは、自分が隠れ貧血

だとしても、

そうと知ることはできないのです。

 

 

 

鉄不足(貧血)に気づかず、

お医者さんから、必要もない

薬を処方され続け、

「治らない治らない」と

苦しむ日々を送るとしたら?

 

何を隠そう、

私が、その効果のない

うつ病の薬を処方され

10年も飲み続けた当事者です。

 

26歳で発症したので、20年になります。

(もうすぐ21年ですが)

 

 

この記事は、

私のように、

「隠れ貧血」が原因なのに、

うつ病と診断されて、

飲んでも効果の出ない

うつの薬を飲み続けている人に

向けて書いています。

 

 

私が隠れ貧血に気づいたのは、

いくつかきっかけがありましたが、

決定打は、藤川徳美先生の

 

 

こちらの本を、書店で見つけたことです。

 

『うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった』(光文社新書)

 

 

実際は、この本を見つける前に、

ある方からのススメで

鉄を摂るようになっていて、

これまでとは段違いに

効果を感じていました。

 

 

私はこれまで一度も

お医者さんから貧血を指摘された

ことはありません。

 

献血に行って、

「貧血だから」と献血を

断られた人の話を、ふーんと

聞きながら、

 

「私は、貧血じゃないから

余裕~~☆」

 

とばかりに、400ml献血を

していました。

 

…町中歩き疲れた時、

ジュースがタダで飲め、

お菓子もいっぱい食べられる

献血が、好きだったのです。

 

 

今振り返れば、恥ずかしいこと、この上なし。

 

 

私の場合、メンタル的な落ち込みは

それほどでもなく、

不眠など、身体的な症状の方が

多かったのですから、

そもそも、不調を感じた時

精神科を受診したことが

間違いだったのかもしれません。

 

 

当時と違って、

スマホもあり、

医療情報へのアクセスも

格段に良くなった現代ですが、

 

「隠れ貧血」が「表れ貧血」に

変わってきていると言えるでしょうか?

 

おそらく、私同様

見当違いのうつ病の薬を

処方されている、

隠れ貧血患者は、

まだまだいて、

 

治療法が正しいかどうか

検証されもせず

薬が増えていっているのでは

ないかと思うと、

割とゾッとするんですが。

 

 

もちろん、

うつ病の人に

下手くそな伝え方を

してしまったら、

 

「私は、こんなにも苦しんで、

病気のせいで休んでいるのに、

サボってるって思われた!

否定された!」

と、患者をナーバスに

させてしまうかもしれないので

伝え方は悩むところですが、

 

私は、、

正直、うつ病にならなくても

公務員は合ってなかったし

辞めたかったし、

 

もっと早く転身できたら

体力的に楽だろうなぁ…と

思うので、

 

 

 

鉄不足の可能性があって

鬱状態の人には、

隠れ貧血のことを

知ってもらいたいと思います。

 

早く知れば、残る選択肢も

増えると思うので。

 

 

 

私、治療のどっかの段階で

血液製剤とかも使ったので、

 

献血、もう二度とできないし、

妊娠出産とかも

人生の選択肢にないんですよね。

 

ま、結婚は、うつ病になる前から

する気なかったんで

良いんですけど。

 

 

そんな感じで、うつ病で

20年も引っ張ると、

人生の選択肢減るんで、

 

鬱状態の人は、

「隠れ貧血」の可能性を

考えて欲しいんですよ。

 

 

鉄を摂って、元気になるなら

「うつ病」じゃなく、

「隠れ貧血」なんで。

 

 

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