年輪は「季節」に

よってつくられるのです。

 

年輪のように、

人もその一生を、

一年単位で体に刻んでいきます。

 

私たちは、春夏と秋冬で、

別ものなのだと

考えるべきなのです。

 

生物である限り、

それが当たり前なのです。

 

 

木の年輪が

どのようにできるか、

ご存じですか?

木の成長が早い、

春夏は、木の細胞も

細胞分裂が進むので、

年輪の幅がひろくなります。

層が分厚いのは、

たくさん細胞分裂した

証なのです。

一方、冬の年輪は

狭いです。

黒いインクのよう。

これは、細胞分裂が進まなかった証。

 

細胞も小さく、

密になるので、

黒っぽく見えます。

 

でも、この黒っぽい層が

なかったら、

年輪はできません。



東洋医学は、季節を重視します。

季節は、病気の原因を生み出すこともあるからです。


「風(ふう)、寒(かん)、暑(しょ)、湿(しつ)、燥(そう)、火(か)という6つの気候の変化を受けるが、それらを六気(ろっき)という。六気が激しく変化し、体の適応能力を超えるほど異常となり、発病の原因となる場合がある。このときの六気を、風邪、寒邪、暑邪、湿邪、燥邪、火邪(熱邪)と呼び、合わせて六淫という」(薬学用語解説より)



人間も木と同じく生物です。

動物も、植物同様、

冬は細胞分裂の

スピードが遅く、

夏は早い。

夏場は、

細胞分裂が盛んだから、

治療の効果が出やすいのです。



とくに、当院のように、

壊れた細胞を破壊して

追い出す「外科的」

施術には、

細胞分裂の

スピードは重要です。

それがあるから、

当院では、

夏と冬とで、

施術の仕方も変えます。



季節を重視する背景には、

心理学的な理由もあります。

治療をしても、

なかなか成果が出ない冬、

治療を頑張ると、

患者さんの夏の

治療成果のあがりかたは

「感動的」

だから、冬、

治療を開始しはじめた

患者さんは、

梅雨や夏の暑さで、

なかなか治療成果が

あがらない

停滞期があっても、

 

春先、

3月や4月の感動を

覚えているから、

治療を投げ出さずに

頑張り抜けることが多いのです。

 

治療の心理学です。

 

 

 

当院の鍼灸と栄養療法

(メガビタミン療法)は、

きっとあなたにとって、

健康づくりの

一番の味方になります。

 

大阪市中央区玉造の鍼灸院

はりきゅう和-nagomi-

土日も鍼療、

木金は夜八時まで開けて、

皆様の健康づくりの

お役に立とうと

準備しております。

 

ぜひ、ご活用ください。

 

 

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