うつ病になってから、
何とか治したくて、
色んな本を読みました。
良い本は何冊もあったんですが、
一個印象に残ってるのが、漫画で、
精神科の看護師さんが主人公。
主人公が、お医者さんに、
病気の原因って何？
という質問をするシーンがあって、
お医者さんの答えは、
血行不良
デカデカと、強調された文字で、
血行不良って書いてて、
それが凄く印象にのこりました。
メンタル疾患の原因が？？？
うつ病が？？？
だって、統合失調症とかもあるじゃん！？
と、疑問に思わなくも
なかったのですが、
考えれば考えるほど、
腑に落ちました。
月に飛ばすロケットより複雑な人体。
たったゴムパッキンが
不具合起こしただけでも、
ロケットは飛びません。
いわんや、人体をや。
小さな不具合は、
日々、身体のそこかしこで
起こっているはずです。
つまり、身体のどこかには、
常に、血行不良の場所がある。
それが背中の筋肉の
ほんのちょっとの部分で
起こっただけでも、
「背中のここが、めっちゃ冷たくなるんです」
ってなります。
それが脳で起こったら？
軽くてうつ病。
重ければ…。です。
そういう血行不良を、
「部分的虚血」といいます。
血が少ないことです。
血は、身体のガソリンです。
オイルです。
全身くまなく、血液に満ちていて、
さらにその血液が
活発に回らなきゃいけません。
血行改善には、
全身運動が最高ですが、
弱っているときは、
運動できません。
そういうときに活きるのが、
「気」を動かして血を巡らせる、
鍼灸の技。
治りにくい痛みには、
血の薄さも問題。
しっかりと鉄と
タンパク質を摂って、
血を増やしてください。
鍼灸と栄養は、最高のソリューションです。
