一流のアスリートは


「足が鎖骨から生えている」


感覚を持っているそうです。

 



私なりに解釈すると、

鎖骨からすぐ足が伸びていて、

脳と足との距離が

近いという感覚でしょうか。

脳と足との間の

神経回路が発達している

といいますか。



私たちの日常は、

どうしても椅子に

座っている時間が

長いです。

椅子に座った状態の

「延長」で、

歩き始めると、

背中は「直線」のまま。

足もロボットのように

ぎこちなく、

動くことになります。




かたや、ハンガーから、

奴凧のヒレのように、

足を吊り下げているとしたら?

背中を固めることはありません。

 

 



さらに腕を振って歩けば、

腰が軽くひねる運動を

するはずです。

 

もちろん、ウエストは引き締まります。

膝にかかる負荷は小さくなり、

首から上がすっと伸びます。

スマホやパソコンを

のぞき込む姿勢で、

ちぢこまっていた首が伸びます。

良いことづくめ。

 



ただし!

この歩き方、

筋力が乏しいうちは、

すんごく疲れます。


ですから、「たまに」やってみてください。

 



背中の張りは抜け、

お尻の不調も、

足のむくみも減ります。

内臓の圧迫感もなくなり、

腰をひねる運動のおかげで

痩せやすい体質に。

背骨も本来の、

S字カーブを取り戻すこと、

請け合いです。

 

 

ただ、猫背、巻き肩については、

鍼灸治療を受けることをお勧めします。