【多数決のタメになる話】
7人で食事にいくことになりました
候補は、うどん、カレー、餃子です。
誰かがいいました。
「それぞれが一番食べたいものをあげて、一番多いものにしよう」と。
多数決をとることになったのです。
7人中3人がカレーをあげ、カレーに決まりました。
でも、食事の雰囲気は、どんよりしたものになったのです。
なぜでしょうか?
それは・・・
7人中4人にとって、一番食べたくないものが、カレーだったからです。
つまり人気No.1もカレー、ワースト1もカレー。
カレー好きな人は3人、嫌いな人は4人。
なんと、カレーが好きな人より、嫌いな人の方が数が多かったのです。
これは、安易な多数決はいけないということと、
多数決をする場合は、ワーストにも同時に配慮する必要があるという教訓です。
ネタ元『数字で遊ぼう』絹田村子