私たちのメンタルの状態は、

多かれ少なかれ、

脳内ホルモンというものに左右されます。

 

その脳内ホルモンは、

「わたしたちが食べたもの」

でできています。

 

つまり、私たちの感情、

幸福感、人生への満足度が、

食べたものに影響されるということです。

 

 

 

当院の患者さんの、

身体の「つまり」、

流れの悪さ、コリ、

疲労感、

痛みやシビレの原因は、

私が鍼で取り除きます。

 

ですが、

それだけで十分

皆さんを

健康にできるわけではありません。

 

東洋医学にも内科と外科があります。

 

鍼灸は外科です。

 

皆さんの身体に

不足した栄養を補うことが、

東洋医学の内科。

 

栄養が「最高の薬」です。

 

 

 

まずは、「基本素材」である

タンパク質(アミノ酸)

は大量に、しっかり摂ってください。

 

「ハッピーホルモン」

セロトニンには、

アミノ酸に加えて、

ナイアシン・葉酸・鉄・ビタミンB6

が必要です。

 

 

「おやすみホルモン」

メラトニンには、

セロトニンに必要な材料に加え、

マグネシウムが必要。

 

つまり、

睡眠が今一つの人は、

マグネシウムを摂れば良いのです。

 

 

 

ドーパミンを作るには、

アミノ酸に加え、

ナイアシン・葉酸・鉄・ビタミンB6が

必要です。あれ・・・セロトニンと同じですね?

 

アミノ酸、20種類もありますからね。

 

 

「やる気ホルモン」

ノルアドレナリンは、

ドーパミンに

ビタミンCが加わったものです。

 

ビタミンCを摂ると、

やる気は出やすくなる、

と考えられます。

 

 

 

グルタミン酸を作るには、

アミノ酸にナイアシンが

加わる必要があります。

 

記憶力が低下している人は、

グルタミン酸は摂った方が

いいでしょう。

 

イライラする人は、

GABAでリラックスする

必要があります。

 

GABAは、グルタミン酸に、

ビタミンB6が加わったものです。

 

 

 

まとめ

 

優先的に作られるはずの、

脳内ホルモンが

乏しくなっているとしたら、

あなたにはまず

タンパク質が足りていません。

 

プロテインを摂ってください。

 

 

 

そして、ナイアシン、

葉酸、ビタミンB6、鉄、

マグネシウム、ビタミンC。

 

脳内ホルモンをつくるため

必要なものが

一通りそろいます。

 

 

 

私は一度、向精神薬で、

倒れたことがあります。

 

一瞬「再起不能」かな

というような倒れ方をして、

倒れたまま吐きました。

 

そういう経験をしているので、

皆さんには、

向精神薬を

いきなり飲み始める前に、

栄養を振り返ってほしいのです。