あなたが治療院に求めているのは、
腰痛や頭痛といった、問題解決だろうか？
もちろんそうだと思う。
ビジネスとは、誰かの問題解決をすることで、
何か問題があって、人はそれを解決したいのだ。
しかし、たったそれだけのことなのに、
なぜ、悩んでいるんだろう？
日本には、とても安い病院がたくさんあるのに。
病院で得られる解決法が気に入らないから？
それとも医者の顔が、性格が、物言いが、
気に入らない？
だとしたら、病院で得られる解決法に
満足していないからだと考えて良さそうだ。
病院の解決法の、どこが気に入らないんだろう？
どこに満足いってないんだろう？
当院に来ているひざ痛の70代男性。
10年以上も、数か月に一度、
膝にヒアルロン酸注射を打ち続けてきた。
ところが治らない。
軟骨が再生しないから？
治らない。痛みが解消しない。
他にも色んな制限がある。
正座ができないのも困る。
電車に間に合うように、走ったりもできない。
朝起きぬけなど、ちょっと動きにくさも感じる。
ヒアルロン酸注射の効果が切れてきたら、
また注射を打ちにいかなくてはならない。
一番の理由は、こういった「病院で治らない」
「解決しない問題が残る」ことだろう。
治らないとされている病気は、残念ながらある。
「うまく付き合っていくしかありませんよ」
と諭される。
仕方ないとも思う。
でも、もう一つ、腑に落ちないのも確かなのだ。
なぜ腑に落ちないかというと、
医師が、治療法を、模索しているような
そういう感じがないことだ。
他にも何かできることがないのか、
他の方法はないかと、考えるそぶりすら見せないこと。
「ひざ痛はこうですから」
と、ヒアルロン酸を打つだけ。痛み止めを出すだけ。
湿布を渡すだけ。
こちらが不満を表しても、何も変わらない。
「これは、そういうものですから」
以上。
オリンピック反対の署名が35万名集まったので、
提出したのだけど、東京都は無視したそうだ。
「決まったことなので仕方ない」
「もうやることになっている」
右から左、ベルトコンベアーである。
「あなたは助からないので、死んでください」
医療は、最後の頼みの綱なのに、
そんなこと言われたらどうしたらいいんでしょうね。
どうにかして、もうちょっとだけでも良くならないか。
そういう模索をしてくれるのは
治療院の方だろうと、
あなたはなんとなく、感じている。
だから、きっと、病院ではなく、
治療院を探すんですよ。