働き過ぎて身体を痛め、
良い治療院が見つからず、
不調を抱えたまま、
頑張り続けておられる方が、
当院の主な患者さんです。
しかし「良い治療院」が見つからない
とはいっても、日本は国民皆保険制度。
誰もが、保険で、病院に通うことが
できます。
それで「良い治療院が見つからない」
とはどういうことなのでしょうか？
▶良い治療院が、本当にない、ということなのか。
▶それとも、良い治療院はあったけど、
通い続けることができてないのか。
だとしたら、それはなぜなのか。
◆「誠実」とは「自分自身に価値を置くこと」
治療の仕事を続けていて感じることは、
治療とは、「その人らしくなる」
「その人自身を取り戻す」
ことだということです。
「誠実」とは「自分自身に価値を置くこと」
これは、『７つの習慣』に出てくる言葉です。
誠実を、私たちは、通常、
▶他人との関係、
▶他人に対する自分の態度
だと考えています。
けれど、そうではありません。
誰かと約束するときを
イメージしてください。
下の3つの例で、
どれが一番守るのが難しく、
どれが一番たやすいでしょうか？
・自分自身との約束
・身近な人、家族との約束
・他人
他人との約束は、私たちは、案外、良く守ります。
しかし、家族などとの約束や、
自分自身との約束は、
ついつい破ってしまう
のではないでしょうか？
特に、約束をしたことを、
誰も知らない、自分自身との約束ほど
ほとんど守れないのでは
ないでしょうか。
不調を抱えておられる方は、
良い治療院を見つけられなかった
のかもしれませんが、
見つけられても、
治療を続けられなかったら、
何の効果も得られません。
今までも、良いお医者さん、
良い治療院と、
であったことは、一度ならず
あったはずです。
引っ越しなど、何かの理由で
通い続けられなくなったとしても、
新しい引っ越し先に
良い治療院はないかと、
尋ねてみることも
できたのではないでしょうか。
良い治療院との縁を
切ってきたのは、あなたでは
なかったのでしょうか？
私はよく患者さんに、
「今ベッドに寝ているのが、
自分自身で、
今から治療をする鍼灸師も、
自分自身だとイメージしてみてください。
…では、あなたの体は、どんな治療を、
どれくらいの間、続けたら、
治りそうですか？」
長年ボロボロにして、
手にれもろくにしてあげなかった
大切な体。
1回で治るイメージが、浮かびますか？
もう一度、お聞きしましょう。
「どんな治療を、どれだけ加えたら、
あなたの体は治りそうですか？」
当院の鍼灸師は、
あなたの手足となって、
あなたの身体を治療します。
治すというイメージに、
最も近い治療を、
ベストを尽くして実行する担当です。
治すのは、あなたご自身です。
それで良かったら、ご来院ください。