誰もが、「勉強した方がいい」なんてことは
100も承知で。
「東大入ったら得」とは、十分わかっていて。
でも、勉強は嫌いだし、遊びたいし
だから、勉強できないわけで…
東大にも入れないわけで…
嫌なことを避けるのは、
人の本能みたいなものだけど。
痩せたい!
きれいになりたい!
おしゃれな服を着こなしたい!
という意欲だけでは、
ダイエットを頑張れないわけで。
私たちが、ジャンクフードを食べてしまうのは、
ジャンクフードに、
実は、
「良い感情」を抱くからなんです。
「え。そんなわけないじゃん」
「そんなに美味しくもないし」
「健康に悪いってわかってるし」
「食べても満足できないし」
でも、実は、「良い感情」はあるんです。
一瞬の満腹感や満足感も、
その良い感情の一つではあるのですが、
放課後、塾の前後に、ハンバーガーと
ポテトを食べて、友達と遊んだ記憶とか。
部活の後のラーメンと青春の汗のしょっぱさとか。
なにか、素敵な思い出が、
ジャンクフードにあったりするんです。
まったくない?
絶対ない?
私たちが、何かを買うときって、
2段階の心理が働くとされています。
1.このお菓子、美味しそう(食べたい)
2.旅行のお土産としてなら、買ってもいいよね!
1.まだ給料日先なのに、この▲▲ほしい。
2.プレゼン頑張ったし、よし、ご褒美だ!
2段階です。
先に感情が動き、それから理由付けする。
1感情、2理由付け。
その感情の理由は、その瞬間具体的に思い出せない
ことが多いです。
でも、私たちは、ケーキがおいしいことを「知って」ますし、
素敵なアイテムを手に入れたら、しばらくは
良い気分で過ごせることを「知って」います。
知ってる理由は、過去に経験があるから。
具体的には、どれと思い出せないだけです。
あなたが、疲れた時、体調が悪い時、
しんどいことが起こったとき、
つい、スイーツや、
ジャンクフードに走ってしまうとしたら、
思い出を捨てなくてはなりません。
でも、どれとも、いつともわからない
記憶を改ざんするって難しいです。
だから、知っておいてください。
ジャンクフードが食べたくなる理由が、
この記事に書いたようなものなのだと、
知っておくだけでも、
ちょっとしたブレーキくらいにはなります。
覚えておいて、その瞬間思い出すことができて、
「それでも、今日は食べたい」と思ったときは、
いいじゃないですか。
素敵な思い出に、今日は乾杯(完敗)♪
ってしても。
それくらいは、人生、ご愛敬です。
もう一つの手は、
記憶を上書きする、です。
ジャンクフードにまつわる、好感情を上回る
もっと素敵な思い出を
ヘルシーな食事で作り出すこと。
朝日の降り注ぐ
ダイニングルームで
大好きな人と
気分よく
美味しいブランチを食べる♪
そんな思い出を、
新設!すれば、効果は大きいです。
お試しあれ。