読後感 「天国までの100マイル」 (浅田次郎 著) | むっちゃんのブログ

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読後感 「天国までの100マイル」 (浅田次郎 著)


子育て広場のMさんから借りた本

正直言って

途中までは 読むのがとても苦しかった

胸が詰まって 時々 本を伏せて じっと 考え込む

物思いにふける。つらくなった。

どうして 主人公は ここまで

つらい目に合うの。しんどい選択ばかりするの。

自分の人生との共通点のように思われて胸が痛んだ。

私も要領が悪く 馬鹿正直の 割に合わぬ選択を多くしてきた。


でも 後半から 100マイルの道のりを経て 

サン:マルコ病院にたどり着いてから

天才心臓外科医 曽我医師に会ってから 気持ちが変わってくるのが分かった

涙が流れた。泣いた。泣いた。

全ての希望が閉ざされているかのような……前半から

希望がいっぱい持てるようになった後半。


この本 お勧め!!


母親が手術の前に

「ごめんね 食べさせるのに精一杯で 何もしてあげられなかった……」

わが子への思いは 私のわが子への思いと重なる

他のお母さん方のように充分なことは

わが子にしてあげられなかった。


最後に マリさん どうなったの? 

それが 気になった。


この本 お勧め!!


私も脳外科富永病院で助けてもらったが

心臓外科は この本の曽我医師にお願いしたい。