私はブログで

お友達になりたいパグさんズがいたので

自分も書いてみようじゃないか!と

思いたったのが7年前

前「かきじろう日記」の始まりでした。


その間

多くの方とご縁があり

そして双子の弟まろんちゃんとの

劇的な対面がありました。


先輩パグ飼いさんのブログからは

愛情深い視点での観察から

沢山の事も学ばせてもらいました


「かきじろう日記」「牧場」は

ファンシーな感じでまとめる

具体的な事は

オブラートに包むのが流儀でしたが

今回だけは

誰かの未来に役に立てたら良いので

実際の事を書きます


前置きが長くなりましたが


かきじろうの病名は

「蛋白質漏出性腸炎」といいます。

治療法はなく

ステロイドや免疫抑制剤で様子をみる

いわば栄養失調の状態で餓死する最期がやってくるという認識でした。


下痢と食欲不振に対して

ドッグフードの変更や

ステロイドの量を調整しながらの

追いかけっこ状態でしたが

次第に手足が浮腫み

段々と呼吸も辛そうで

ステロイドの副作用を抑える為の薬が

増えていきました。


そして先月

朝のオシッコに庭に出たとき

スローモーションのように

横向きに倒れ

チアノーゼを起こして急変したのです


その数日前からレンタルを始めた

酸素ハウスに急いで入れ

ほとんど飲まず食わずで丸5日

息が辛くて座ってしか眠れない

状態が続きました


「もう頑張らなくて良いから」

「ありがとう」と昼も夜も

何度もお礼を言いながら過ごしました


でも5日経ったとき

何かが変化し

ハウスから自らで出てきました


もう最期なら好物の焼き芋をと

口の近くに持っていくと

食べるのでした

それもむさぼるように。


薬も全てストップした状態で

酸素ハウスに入り続け

(細胞が活性化され)

身体の巡りが変わったとしか思えません


何の薬もなしで

芋が食べられ下痢をしない

ならば

ドッグフードはやめて

手作り食をということに到達して


シーチキン(水煮)、鶏ササミ、カボチャを中心に野菜を多いめに、白米、昆布水を

圧力鍋に入れてこしらえたものを

子供茶碗に一杯ずつ

日に5~6食べさせています


うんちが柔らかいときは白米を増やし

食欲が落ちそうになったらササミを増やすなどなど、自分なりの研究の途中です。


私のこしらえたご飯を

目を輝かせて待ってくれるとは

人間界では味わえない喜びです


むしろ私の体力の都合上

人間の食事はお弁当で

かきじろうご飯の為に

毎日せっせと野菜を買い込み

刻んでいる毎日です


こんな時間が毎日続いてくれたら

嬉しいことですが

お別れ前の

心の準備をする時間として

特別な計らいなのかもしれないと

一緒にいられることを有り難く

味わいながら

過ごしている一日一日です


カムバックとしたのかは

神のみぞ知る、です。

今のところ病院に頼るつもりはなく

もう辛い思いをさせないよう

お互いに蜜月を過ごす


毎日穏やかに満腹に過ごせたら

この上ない幸せなことなのではないかと


こんな内容じゃ

誰の役にも立つ気配はしないと

書いてて感じましたが

これが今の

かきじろうの様子です


消灯する前のかきじろう

肌色と肌色で居ないように見える
不思議なベッドがお気に入り


夜中の2時(寝ぼけた頃)

酸素ハウス

(写真の後ろに見える透明ハウス)に

入れて朝までグッスリ

エネルギーを充填してもらいます


今日まで来るのに

かきじろうを実際に知ってくださる方にだけ

お知らせしていました。

とても励ましてもらいました。

そしてこの夏に先にお空に出かけた

双子の弟まろんちゃんの存在は

大きく

かきじろうが出発しても

待っていてくれると想像すると

心の安寧もありました

今は「まだ、そのときじゃないよ」と

止めてくれたのかもしれません。


元気なかきじろう便りを

また書けることを祈りつつ

助けて頂いてる方に感謝の気持ちと共に。


乱文なのをお許しください

最後まで読んでくださり

ありがとうございます。