時代遅れな私のやりかた
久しぶりにドキドキするような
感動を味わいました。
長嶋茂雄氏と共に国民栄誉賞を受賞した
松井秀喜選手へのインタビューでのこと。
「野球人生の中で一番思い出に残っていることは?」
という質問に対して、ちょっと照れくさそうな
笑顔を浮かべ、その口から出てきたのは・・・
「(新人の頃)長嶋監督と素振りをした日々」。
スターとして大歓声の中でプレーしている華々しい
シーンでも、大リーガーとして熱狂的な賞賛を受けている
シーンでもありませんでした。
エンジェルスのユニフォームを着ていながらも、
スタジアム中の人々にスタンディングオベイションで迎えられ、
ヤンキースの選手たちに囲まれチャンピオンズリングを受けた
感動のシーンをあげるのかと思っていたので、とっても驚き、
そして、とってもうれしくなってしまいました。
「何よりも基本が大切」
と言い続けています。
教師となり少女たちにダンスを
教え始めてからの約30年間ずっと。
時代が流れ、高校生たちの気質もかわり、
昔のように「じっと我慢」することができなくなった
今の高校生たちにも、その指導方法は変わりません。
(とはいうものの~ 辛いこと苦しいことを
長い時間やり続けることを好まない今どきの高校生には、
飽きさせないために、いろいろ苦労をしています、本当はそれが真実。)
部活なんてやる余裕のなかった前任校から、昨年やっと異動し、
また部活指導をすることができるようになりました。
嬉しくてたまりません。
でも残念なことに私の体は確実に年をとり、
かつてのように自由に動かすことができなくなっていました。
五十肩の痛みもすさまじく、
洋服の脱ぎ着させままならない状態。
ダンスの指導なんて、
とってもできそうにない状態です。
全くあがらなくなってしまった左手をかばいながら
「先生は左手があがらないけれど、みんなはちゃんと両手を使うのよ」
なんて、いちいち言ってから新しい動きを教えています。
ダンス部に入ってくる子供たちは、サッカーや野球といった
人気スポーツのように高校に入るまでに、それなりの経験があり、
ある程度のことができるようになっているわけではありません。
全くの第一歩目、足の出し方、手の動かし方から
教えなければなりません。
チーム創成期にあり、お手本となる上級生がいないので、
それを教えられるのは私だけ。
指導はまずは「マネ」をさせることから。
生徒たちにきちんとお手本を見せてあげられないのは、
指導者としては致命的な欠陥を抱えているようなもの。
毎日毎日、自由に動かない自分の体をうらめしく
思いながら、生徒たちの前に立っています。
これまで数多くの一流選手といわれる方々、
そして指導者の方々とお目にかかってきました。
スタイル・生き方・流儀、それらはみな違っても、
唯一、間違いなく共通なことがあります。
それは・・・「人への恩を忘れない」ということ。
皆さん一応に口にされます。
「○○先生がいたから、今の自分がある」・・・と。
今回の記念セレモニー、終始、恩師をいたわる
松井氏の姿に胸の熱くなる思いがしたのは
私だけではないはずです。
現在、教育現場では桜宮高校の一件以来、部活指導の在り方について、
様々な議論がなされ、様々なメソッド(教授法)が紹介されています。
生徒の個性を重んじ、そして生徒の主体性を一義として指導する。
指導者はあくまでも「見守り役」・・・
この手法が一番良い、と多くの人々が口にします。
確かにすばらしい教育論。
でも、私はクラシカルなやり方を貫こうと思います。
そうやって多くの少女たちの潜在能力を
引き出してきたから、そして多くの卒業生に
幸せな人生を歩んでいく力を身につけさせてきたから。
時代遅れ、と言われる私のやり方・・・
正直なところ、本当にこのままでいいのか、
迷い不安になっていました。
でも今回の松井氏の発言で
一気に霧が晴れたような気がしました。
私は私のやり方でいきます!!!
2013/5/13
感動を味わいました。
長嶋茂雄氏と共に国民栄誉賞を受賞した
松井秀喜選手へのインタビューでのこと。
「野球人生の中で一番思い出に残っていることは?」
という質問に対して、ちょっと照れくさそうな
笑顔を浮かべ、その口から出てきたのは・・・
「(新人の頃)長嶋監督と素振りをした日々」。
スターとして大歓声の中でプレーしている華々しい
シーンでも、大リーガーとして熱狂的な賞賛を受けている
シーンでもありませんでした。
エンジェルスのユニフォームを着ていながらも、
スタジアム中の人々にスタンディングオベイションで迎えられ、
ヤンキースの選手たちに囲まれチャンピオンズリングを受けた
感動のシーンをあげるのかと思っていたので、とっても驚き、
そして、とってもうれしくなってしまいました。
「何よりも基本が大切」
と言い続けています。
教師となり少女たちにダンスを
教え始めてからの約30年間ずっと。
時代が流れ、高校生たちの気質もかわり、
昔のように「じっと我慢」することができなくなった
今の高校生たちにも、その指導方法は変わりません。
(とはいうものの~ 辛いこと苦しいことを
長い時間やり続けることを好まない今どきの高校生には、
飽きさせないために、いろいろ苦労をしています、本当はそれが真実。)
部活なんてやる余裕のなかった前任校から、昨年やっと異動し、
また部活指導をすることができるようになりました。
嬉しくてたまりません。
でも残念なことに私の体は確実に年をとり、
かつてのように自由に動かすことができなくなっていました。
五十肩の痛みもすさまじく、
洋服の脱ぎ着させままならない状態。
ダンスの指導なんて、
とってもできそうにない状態です。
全くあがらなくなってしまった左手をかばいながら
「先生は左手があがらないけれど、みんなはちゃんと両手を使うのよ」
なんて、いちいち言ってから新しい動きを教えています。
ダンス部に入ってくる子供たちは、サッカーや野球といった
人気スポーツのように高校に入るまでに、それなりの経験があり、
ある程度のことができるようになっているわけではありません。
全くの第一歩目、足の出し方、手の動かし方から
教えなければなりません。
チーム創成期にあり、お手本となる上級生がいないので、
それを教えられるのは私だけ。
指導はまずは「マネ」をさせることから。
生徒たちにきちんとお手本を見せてあげられないのは、
指導者としては致命的な欠陥を抱えているようなもの。
毎日毎日、自由に動かない自分の体をうらめしく
思いながら、生徒たちの前に立っています。
これまで数多くの一流選手といわれる方々、
そして指導者の方々とお目にかかってきました。
スタイル・生き方・流儀、それらはみな違っても、
唯一、間違いなく共通なことがあります。
それは・・・「人への恩を忘れない」ということ。
皆さん一応に口にされます。
「○○先生がいたから、今の自分がある」・・・と。
今回の記念セレモニー、終始、恩師をいたわる
松井氏の姿に胸の熱くなる思いがしたのは
私だけではないはずです。
現在、教育現場では桜宮高校の一件以来、部活指導の在り方について、
様々な議論がなされ、様々なメソッド(教授法)が紹介されています。
生徒の個性を重んじ、そして生徒の主体性を一義として指導する。
指導者はあくまでも「見守り役」・・・
この手法が一番良い、と多くの人々が口にします。
確かにすばらしい教育論。
でも、私はクラシカルなやり方を貫こうと思います。
そうやって多くの少女たちの潜在能力を
引き出してきたから、そして多くの卒業生に
幸せな人生を歩んでいく力を身につけさせてきたから。
時代遅れ、と言われる私のやり方・・・
正直なところ、本当にこのままでいいのか、
迷い不安になっていました。
でも今回の松井氏の発言で
一気に霧が晴れたような気がしました。
私は私のやり方でいきます!!!
2013/5/13