叱りすぎのお母さんも大丈夫
自分も癒されて
あたたかい子育てをしよう!
どひたかこです。
昨日は、弓道教室。
かなり本格的になってきました。
射場から、的に向かって矢を放つ練習をしています。
ひとりひとり違うのです。
教える方も教えられる方も。
一緒に学ぶ人は、15人います。
先生は、5~6人いらっしゃいます。
そこで、ある先生がこのように話されました。
「先生方は、
それぞれ言い方は違うけれど、
同じことを伝えています。」
「みんなそれぞれ
体の硬さ柔らかさがあるし、
腕の形もある。
みんな足りない所があるけれど、
何度もやりながら
工夫をして正しい形を身につけてきているんです。」
さらにその先生は、
「私はさる腕だから、
腕が真っ青になったこともあるけれど、
それも弓のひき方を工夫して
何とかできるようになったんです。」
と教えてくださいました。
※ちなみに「さる腕」って私は知らなかったので、
一応説明しますね。
両手のひらを上に向けまっすぐ伸ばした時に、
肘から手首、両手の小指側同士まで
ぴったりくっつけることができると、
さる腕と言うそうです。
さる腕だと、弓の弦が戻る時に腕に当たるので、
青あざができることがあるそうです。
なぜ、この話が私の心に残ったか・・・
私たちが順番に、
射法八節をして矢を放つのですが、
先生方がおられる所に
次々入っていくので、
毎回、そばで指導してくださる先生が変わるんです。
その時、
先生それぞれが
伝えてくださる言葉がちょっとずつ違うんです。
でも、同じことをおっしゃっているのです。
つまり、先生方が
自分の中に落とし込んでいくために
特に意識してこられた部分
自分が「そうか、わかった!」と心に落ちた感覚や言葉
これが違うんやなぁと思ったのです。
教室で学んでいると、
この先生の言っていることはわかりやすい、とか
この先生の言うことはわかりにくい
というのがありますよね。
これは、教え方の上手下手ではないんです。
人は
視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚などの
「五感」を使って、
物事を捉えたり伝えたりします。
私は、聴覚をたくさん使っているみたいなのですが、
人それぞれよく使う感覚があります。
だから、教えてくださる先生方も、
受け取る生徒たちも
それぞれよく使う感覚があるから、
「なるほど、こういう事なんやな。」
と心に落ちるきっかけが違うという事なんですね。
お子さんや家族に何かを伝える時や、
相談する時など、
この違いが分かれば
使う言葉も合わせていくことができます。
こんなことも、セッションでお話しできます。
また、
ディープデトックスをしていただきながら、
お子さんの話も出来ますよ。
「ごきげんホームルーム」