「自分のことが大好きで
ごきげんな毎日を送ろう!」
どひたかこです。
席替えって、子ども達にとったら
一大イベントですよね。
先生にとっても、
ものすごい重要なんです。
それは、
席替えには、
深い意図が隠されているから・・・
クラスには、いろんな人がいます。
例えば、
「落ち着いて話を聴くことが苦手な人」
このタイプの中には、
① そもそも耳だけで内容を聴き取ることが苦手な人。
② 聴くべき話の他に声や音が入ってくると、
そっちに気を取られてしまう人。
③ 話を聴こうとするけれど、
パッと見えたものに反応しちゃって、
聴くことを忘れてしまう人。
④ 話している内容から、
自分がイメージした世界に入り込み、
心がどこかへ行っちゃう人。
他にもあると思いますが、
ざっと思いつくタイプをあげてみました。
じゃぁ、この人たちは
どこの席に座ってもらうといいのでしょう?
また、どこに座ると良くないのでしょう?
あくまで、私の考えですよ。
①のそもそも耳だけで内容を聴き取ることが苦手な人
は、
視力や友だち関係などで、
他に気になる点がなければ、
どこでもよいです。
ただ、話している内容を理解するのに
助けになる資料を貼って示します。
(『視覚支援』というやつです。)
②の聴くべき話の他に声や音が入ってくると、
そっちに気を取られてしまう人
は、
少し先生に近いめの席。
そして、その人の前後左右には、
静かに集中できる人を配置します。
③の話を聴こうとするけれど、
パッと見えたものに反応しちゃって、
聴くことを忘れてしまう人
は、
先生とその子の間に
さえぎるものがない席です。
座席に自然に座った時に、
他に目に入るものがないのが望ましいです。
そうすると、
時々、先生と目を合わせることで、
声をかけなくても
「聴いてますね。」
「はい。」
という確認が取れるんです。
④話している内容から、
自分がイメージした世界に入り込み、
心がどこかへ行っちゃう人
は、
先生の机椅子があるところの
すぐ前の席。
自分の世界に入っちゃって、
心がどこかへ行ってしまいそうな時に
「今、こんなこと話してるよ。」
と、小さく声をかけることが出来る席がいいのです。
この配置を間違えると、
目で確認するだけで済む人に
声で注意を促してしまい、
その結果、音に反応する人が
その注意に反応してしまい、
反応して動いた人を
目で追ってしまう人がおり、
先生ともども
注意合戦となってしまうのです。
注意合戦のさなか、
本当は視覚支援を送ろうと考えていたのに、
気持ちに余裕がなくなり、
それに注意を向けるための
動作を忘れてしまう。
だから、座席配置って、とても大事なんです。
深い意図が隠されています。
どの先生でも、
そのクラスの子ども達に
そのタイミングでのより良い配置になるよう、
いろいろと考えて
座席をつくっていますよ。
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