食品添加物事典 安息香酸、安息香酸ナトリウム【危険度4】
安息香酸、安息香酸ナトリウムは
・清涼飲料水、栄養ドリンク、シロップ、普通の醤油や酢
・果実ペースト、果汁、キャビア、マーガリン、シャンプー
などに用いられる保存料で、細菌やカビの増殖を抑えて、
食品や清涼飲料水などが腐るのを防ぎます。
以下、注意すべきポイントや人体への影響や危険性について
「食品添加物の危険度がわかる事典」(p38~) 渡辺 雄二著
"安息香酸、安息香酸ナトリウム"よりご紹介します。
【注意すべきポイント】
安息香酸が発見されたのは、1,608年と古く、
1,875年に細菌の増殖を抑えることが判りました。
安息香酸にナトリウムを加えたのが、安息香酸ナトリウムです。

安息香酸ナトリウムは、アメリカやヨーロッパなどでも使用される。
日本の使用限度は、
・キャビア 2.5g/kg
・マーガリン 1.0g/kg
・その他 0.6g/kg である。
栄養ドリンク(清涼飲料水)にも添加されていることが多い。
【人体への影響】
ラットに対して、安息香酸Naをえさに2%および5%の
割合で混ぜて4週間食べさせたところ、5%群では
全てのラットが過敏状態、尿失禁、けいれんなどを起して死亡した。
2%群では、体重が減少し、食欲も低下した。
安息香酸と安息香酸ナトリウムを含むエサで、
犬を250日間飼育したところ、投与量が体重当たり1g/kgを
越えると、運動失調、てんかん様けいれんを起して
死亡する例がありました。
黄色4号と一緒に摂取すると喘息やじんましんが起こりやすいので、
ぜんそくやじんましんの傾向のある人は絶対に取らないようにしましょう。
また、厚生省から発がん性テスト班では、
「変異原性」(細胞に突然変異が起こる)が有り、
「発がん性」が認められた食品添加物です。
(参考) 食品添加物の危険度がわかる事典、渡辺雄二著

