海が好きです。

眺めているのが好きです。

波の音やきらめきが好きです。

打ち上げられたいろいろを見ながら歩くのが好きです。

貝殻を拾うのが好きです。


海を前にすると、私は私でしかない、それ以上それ以下でもない・・・

海にいる時間は、ありのままの自分と対峙する時間。



工藤直子さんのこの詩を思い出します。



『終わりのない海』      工藤直子

 

ひとの心に生まれた

塩からい海は

あふれつづけて おわりがない

海はすべてを 溶かしこみ

海は 海のままである



喜びのしぶきは 溶けて海になる

悲しみの固まりも 溶けて海になる

おどろきも おそれも

恥じらいも 誇りも

すべては 溶けて 海になるばかり

 


ひとは ふところの

そんな海をのぞきこむと

なぜか ほっとする

なぜか ほっとして思う

 「またあした」




もう少し涼しくなったら海に会いに行こうと思います。


自分といろんな話をしてこようと思います。