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ジイタンだよ みんな元気かい

経営コンサルタントや評論業、そしてビジネス作家業や社労士業を長年やってきたジイタンが、つれづれのままに書いたあれこれだよ。

ジイタンだよ みんな元気かい

 

 修善寺金婚旅行の四回目だよ。

 

 ジイタン、あちこちの禅宗寺院で座禅やってきたし、芭蕉の奥の細道でも知られる臨済宗雲厳寺では2~3ヶ月間やってきたけれど、座禅はいいね。普段の日に自らやる気にはなかなかなれないけど、やってみるとやはり気持ちが落ち着き、しばらくすると何だか別な世に居るような、そんな気がしてくるんだ。

 

 しばらくして、やがて終了の鐘が鳴っておしまい。

 

 案内の人に丁重にお礼を言って修善寺を辞し、時計を見たら昼少し前だった。

        

 少し散策でもということになって先ずは修善寺隣の「日枝神社」にお参りし、それから少し歩いて有名な「とっこの湯」(弘法大師が手に持った独鈷で川の岩を打って温泉を沸き出させたという謂われのある湯。だからとっこの湯ではなく独鈷(どっこ)の湯、と濁るんだと思うけどね)から「竹林の小道」(左右に見事な竹林が林立する小さな遊歩道)に足を伸ばし、そこから少し道を登って「指月殿」(北條政子が歴史の犠牲となった息子源頼家の冥福を祈って建立した経堂)に赴いて手を合わせ、そこから直ぐ隣にある頼家の墓に詣で、ぐるっと回って戻ってきたらもう二時近くにもなっていたよ。

        

 さあ昼食をどうしようということになったんだけど、宿での夕食は5時半に頼んであるから、下手になにか食べてしまったらせっかくの夕食が美味しく食べられなくなる、っていうことになってヤーメタ、帰ろう、ということになった。

        

 帰り道、そういえば旅行会社で貰ったパンフレットにソフトクリームの無料券が付いていたこと想い出してね、途中の店で二人分もらって食べてきたよ、これね、さっき修善寺の中を案内してくれた人が教えてくれたんだ。ここにこういう券付いてますからね、無料ですよってね。

        

 ワサビソフトクリームだったけど、美味しかったよ。

        

 宿に戻って今日はまた、昨日とは違った部屋だよ。

 

 案内されて部屋に入って驚いた。広いんだよ。昨日の部屋の倍近くも広い。バアタンもね、先ず部屋に入ってキョロキョロし、目についたふすまを開けたら奥に続く通路になっていてね、そこにもう一つ部屋があってそこが寝室だ。つまり広い二間の部屋のその奥に通路でつながった離れがあってそこが寝室、というわけだね。

        

 バアタン、あれま、と言ってポカンと口を開けてたよ。

 

 料金がね、部屋に露天風呂が付いていた昨日に比べて安い部屋だからね、きっと狭いと思っていたんだよね。

 しかもね、居間からの眺めがいいんだ。大きな窓を開けたら目の前はこれまた結構な大きな池を配した広い庭でね、色とりどりの鯉が泳いでいる。

        

 ジイタン思わずね、こりゃ昨日の部屋よりいいじゃん、って独りごちた。ジイタンも内心は今日も露天ぶろ付きの部屋が良かったなって思っていたからね。でも申し込んだとき、既にこの日の露天ぶろ付き部屋は全部埋まっていて仕方がなかったんだ。

        

 だからラッキーって感じだね。もしかしたらね、ジイタンたち金婚旅行だって知っていた宿の人がね、特別に配慮してくれたのかもしれないね。バアタンが旅行会社に申し込んだとき、係の人との雑談でそんなこと話したそうだから。

 

まだつづくよ