ジイタンだよ![]()
お腹一杯になってさあ帰ろう。
ちょうど一時ごろだったかな、箱根ホテル前のバス停からバスに乗り、箱根湯本まで直行だよ。
湯本駅に着いたら、バアタンがね、切符売り場で並ぶんだよ。なに?って思ったら、ロマンスカー取れたらそれで帰ろうっていうんだ。やっぱりロマンスカーの方がいいって思ったらしいね。
でも長い行列だよ。こんなに空席あるのかなって思ったんだけど、何と買えちゃった。しかも三人だけどワンボックスでね。
というわけでロマンスカーに乗り、途中小田原だけ止まって後は新宿までノンストップだ。
ここで少しホンワカした話を書いて終わりにするね。
それはね、ジイタンたちの前に座ったおじいちゃんと孫のことだよ。
孫はたぶん幼稚園か小学低学年だろうね。その二人の会話がすごくホンワカなんだ。と言っても内容がではなく、その話し方がだよ。
会話はね、「ねぇおじいちゃん――ハイ――今度は小田原だよね――そうだな小田原だ」
「おじいちゃん――ハイ――これ何て書いてあるの――ん、どれどれ・・・」
「ねぇおじいちゃん――ハイ――ぼくこういうの好きだな――うんいいね」
「おじいちゃん――ハイ・・・・・・・・」
「ねぇおじいちゃん――ハイ・・・・・・・・」
と、こんなのんびりとした会話が途切れることなくずーっと続くんだけど、必ず頭に「おじいちゃん」か「ねぇおじいちゃん」が入るよ。そしておじいちゃんも必ず頭に「ハイ」と返事をしてから話すんだ。
ジイタン聞いていてすごくホンノリしたよ。おじいちゃんは孫がかわいくて仕方がないんだろうね。ジイタンも孫とこんな会話出来たらいいなって思ったけど、せっかちなジイタンじゃ無理だろうね。いちいちおじいちゃんなんて言わなくていいよ、なんて叱ったりするかもね。
そしてね、何かの用事で立ち上がったお爺ちゃんを見たらね、頭テカテカでいかつい顔のおじいちゃんだった。ジイタンますますホノボノだよ。
こうして箱根の旅は終わったよ。優パパ楽しい旅をありがとう。
じゃまたね。


