ジイタンだよ
本書きの続きだよ。
次にセールスの本書いたんだよね。セールスの本って言ってもね、そのテクニックなどではなく、セールスがいかに人間を高めてくれるかとか、意義ある仕事かとか、楽しんでやるその方法はとか、そういった内容だね。![]()
これはちょっと売れたよ。
さてそん次にね、ジイタンあることを提案した。大仕事だよ。![]()
ジイタンのお父さん、お前たちにはひいおじいちゃんだね、斎藤兼之助っていうんだ。そのひいおじいちゃんのね、伝記を出そうって話しをしたんだ。部長にね。
もちろん世間的に有名な人じゃないから、普通の伝記じゃ売れるわけないし、出版社がそもそも出すはずがない。![]()
そこでユーモア読み物にしてはどうかって提案した。そしたら部長、“ひょっとするとひょっとするかな”って言うんだよ。ジイタンどういう意味って思ったけど、部長がニコニコしているから、こりゃ脈ありだなって察したね。
さてそれからが大変だよ。![]()
早速ひいおじいちゃんに連絡して、「オヤジさんの本出すから海軍時代のこと思い出して書き出してみてよ、メモみたいでいいから」って言った。断片でいい、それを基にして後はオレが書くからってね。