直島2日目の朝は整理券がでるという情報もあった人気の『地中美術館』 へ。
(美術館の中は外の景色やカフェでも写真撮影が禁止です。。)
名前の通り、建物の大半が地下に埋没されていて、わずか3名
クロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品が
建築家の安藤忠雄さんが設計した建物に設置されています。
ウォルター・デ・マリア 『タイム/タイムレス/ノー・タイム』
直径2メートル強の球体と27体の金箔を施した木彫を配置した空間アート。
天井からの自然光のみで鑑賞するこの空間は、部屋の採光状況によって空間が変化します。
27本の金の木彫りは気づくと、すべて方向が違い、
自然光が矢のように屈折して反射していくのを計算して作られたのでしょう。。。
球体に近づくと、階段が曲がって映し出され、
色んな角度から、色んな表情が映し出されます、面白い・・・
ジェームズ・タレル 『オープン・フィールド』
手前に黒い階段があり、壁があり、誰もが真ん中のブルーはスクリーンと思っていた。
『青い部分に触ってください』と言われ、
手を触れると入る?? 手が通り抜ける??
(上記の画像はジェームズ・タレル氏の海外HPより)
中は白い縦・横10メートルぐらいの部屋になっていました。
今まで味わったことのない空間アートの衝撃!
地中美術館は作品・建築ともにかなりのお勧めです。
次は木村地区に戻って、『家プロジェクト』へ。
点在していた空き家などを改修し、空間そのものを作品化しています。
全部で6軒あり、上の写真は『角屋』の外観。
内部がこれまた衝撃を受けました。
暗闇の中で無数の数字が1,2,3・・・9と変化していく。
それは暗闇の中の水面に光る赤やオレンジ、グリーンの電飾でした。
水にはまらないように隅っこに座って眺めていました。
最後に『はいしゃ』の写真を載せておきます。
かつて歯医者兼住居だった建物を大竹伸郎さんが丸ごと作品化。
彫刻や絵画、ガラスの床にさまざまなものがスクラップされていたり。
入口正面からの画像です。ユニークさでは一番でした。
直島・アート編はここで終了。フェリーで岡山へ戻り、倉敷へと移動します。