強力な太陽嵐が発生、米南部フロリダ州でもオーロラ出現
2025.11.12 Wed posted at 14:25 JST
米ミネソタ州セントフランシスの空に出現したオーロラ=
11日夜/Ali Roux Gaudette
(CNN) 太陽から放出された強力なエネルギーが地球に
到達して大気上層の高エネルギー粒子をかき乱し、テキ
サス州やアラバマ州、ジョージア州、さらにはフロリダ
州北部の夜空に壮大なオーロラを描き出している。
太陽から放出された「コロナ質量放出(CME)」と呼ば
れるエネルギーの噴出は、この2晩で地球の磁場に到達
する見通しだ。米宇宙天気予報センターは米国時間の11、
12両日を対象に、「深刻」な水準とされるG4の磁気嵐警報
を出した。G4は5段階のうち上から2番目。

米バージニア州ネルソン郡でもオーロラが観測された
=11日夜/Tommy Stafford

米サウスダコタ州スーフォールズで観測されたオーロラ
=11日夜/Matthew Dux

米コロラド州クレステッドビュートで目撃されたオーロラ
=11日夜/Leslie Perrot
G4の磁気嵐とは
磁気嵐は、太陽風が地球の磁気圏に突入する際に発生する。
太陽から放出された荷電粒子が地球大気中のガスと相互
反応を起こして見事なオーロラを生み出し、緑や赤、紫
にきらめく光のカーテンが夜空を彩る。
ただし、出現するのは美しい自然の驚異ばかりではない。
G4の磁気嵐は電力システムにおける電圧制御の問題、
GPS(全地球測位システム)のナビゲーションエラー、
無線や人工衛星の運用の断続的な障害を引き起こす
可能性をはらむ。

アイオワ州アンケニーで目撃されたオーロラ
=11日夜/Matt Beatty
今回の太陽フレアでは、太陽表面の活発な黒点群から
複数のCMEが発生している。12日には嵐がやや弱まる
かもしれないが、週半ばを通じて強い状態が続く可能
性がある。通常より南の地域でオーロラを観測できる
チャンスもありそうだ。
大半の人にとって影響は限定的で、停電ではなく息を
のむ空の光景を目にするだけにとどまるだろう。ただ、
どれだけ社会が発展しても依然、太陽が地球を左右して
いることを思い知らされる出来事ではある。

コロラド州クレステッドビュートで観測されたオーロラ
=11日夜/Leslie Perrot
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宮城では、2024年5月に大規模なフレアによりオーロラ
と見られる現象が観測されていて、12日夜も街明かり
の少ない地域であれば観察のチャンスがありそうです。
2025年11月12日(水) 18:57


