あなたが傘を選ぶときのポイントは?
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傘の起源
日本の歴史上に傘が登場したのは9〜11世紀頃。そのころ使われて
いたのは、宗教的、政治的に権威がある人に差し掛けるための
「差し掛け傘」。それまでは身分の高い人が持つもの、もしくは
仏像の頭上や寺の天井に施された天蓋のように、象徴的な神の
ような存在に対して使われるものでした。実用性のある傘を庶民
までが持つようになるのは12世紀以降のことです。
その絵巻の中で、京都・賀茂祭(かもさい***)のシーンでは、
天皇を補佐する関白(かんぱく)という役職の人に、大きな傘を
差し掛けている様子や、傘の上に神社や競馬を再現したミニチュア
を乗せた傘が登場します。いずれも権威を表すための凝った傘だと
考えられています。
西洋から「洋傘」が入ってきたのは1853年以降、日本が鎖国を
解いたあと、本格的な輸入が始まりました。当時、洋傘は
「アンブレラ」、またの名を「蝙蝠(こうもり)傘」と言われて
いました。なぜかというと、黒い傘骨と傘布の様子が、コウモリ
の翼を連想したためだろうといわれています。
世界中で傘は用いられていますが、日本だけの特徴として言えるの
が、傘に魂や、神様が降りてくると考えられてきた点です。その
ことを「依り代」(よりしろ・神や心霊がよりつく対象物)という
言葉で表現します。日本の歴史において、あらゆる事物に魂が宿る
と考えるアニミズム信仰が根付いている背景があります。傘がもつ
形の特徴が、円形=魂の形に似ている、柄=柱(魂が降りてきやすい
ものとして考えられていた)に例えられ、魂が宿る「依り代」に
なりやすいといわれているためです。
寺社で開催される日本のお祭りは、神様への感謝、五穀豊穣、先祖の
霊を供養することなどが目的のため、傘が「依り代」として登場する
ようになったとも考えられています。
奈良国立博物館の十一面観音像の頭上には花の天蓋が描かれている。

京都・葵祭(賀茂祭)での花傘
日本における傘の歴史と祭礼における傘の意味 | June 2023 | Highlighting Japan
京都今宮神社 「やすらい祭り」花笠

府中大國魂神社 「くらやみ祭り」万燈

京都下賀茂神社『葵祭』風流傘


京都平安神宮 「時代祭り」風流傘


風流傘
黒色の衣装を着ている人がいます。
この人は、南蛮人で、10年ほど前に時代祭に登場しました。
「長崎くんち」 笠鉾

「博多どんたく」笠鉾

京都八坂神社「祇園祭り」綾傘鉾

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オレンジが多い![]()
2025/5/30 6:00

南蛮傘を囲んで語り合う大西智洋さん(左)と宮田和夫さん=
福岡県太宰府市の九州国立博物館





