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「去年、黒松内以南に分布するブナが大豊作だった。ブナの実が一番の
要因と考えている。(ネズミの)エサ条件が好転して大繁殖して増えた」
(道総研林業試験場 南野一博さん) 1平方メートルあたりに落ちていた
ブナの実は2021年に49個、その後2年間ゼロであったが、2024年は624個
にまで増えていた。 2023年の異常な暑さが原因とみられていて、ブナの
実を食べるネズミの発生につながったと考えられている。
ネズミの大量発生はいつまで続くのか。 「1〜2か月でネズミは成熟する。
野ネズミは数が増えすぎると自ら繁殖をコントロールするので、この先町
への出没は落ち着くと予想しています」(南野さん)
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ネズミ異常発生!道南の街を席巻…駆除グッズは「爆売れ」
住宅街・農地を脅かす異常事態に記者も悲鳴
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北海道南部の各地でネズミが大量発生していて、幹線道路や住宅街
にも出没する事態となっています。異常なマチの実態を取材しました。
先月29日、午後9時ごろ。 ネズミ大量発生の一報を聞きつけ、
取材班が向かったのは道南の福島町です。 前田愛奈記者)
「あっいた!道路の上をネズミが走っています。小さいですね」、
「道路の上にまたネズミがいます。何か食べているのでしょうか、
モグモグしています」。 国道に次々と現れるネズミ。先月から
道南各地で大量発生しているという「エゾヤチネズミ」や
「アカネズミ」、「ヒメネズミ」などの野ネズミです。
住宅街にも・・・。 前田愛奈記者) 「こちらはお宅の裏口なんです
が、ネズミが1匹かかっています」。 福島町民) 「急に増えたんだ、
これ(ネズミ)。嫌だて。町の方でもかなり出るんだ」。 福島町民)
「63匹ぐらい」(え!!) 1カ月で63匹ものネズミがワナに。
2匹のネコを飼っていますが、とても追い払える数ではありません。
福島町民) 「遊んで死んだらくわえて、(ネズミを)見せに来る」
(Q:ネコも対応できない?)「捕り切れないんでねぇの」。
異常事態はホームセンターにも波及。 前田愛奈記者) 「入口の
すぐそばにはネズミの駆除グッズが置かれています」。 「爆売れ」
しているというネズミ駆除グッズ。品切れの商品も出ています。
イエローグローブ福島店 大坂芳弘店長) 「例年と比べるとざっくり
10倍になってる」(Q:10倍ですか!?)「はい…。」、
「駆除業者もこの地元にはないので自分で駆除剤を買って対応してる」。
福島町を席巻するネズミ、農業被害も深刻です。 農家 佐藤孝男さん)
(Q:これは何の苗?)「トウモロコシ」、「種を全部たべちゃう」、
「千個、ポット苗で育てて、これを畑に移植するんだけど、移植前に、
こういうふうにネズミがやってしまうからね。どうしようもならない」。
さらに、倉庫には… 農家 佐藤孝男さん) 「どうしようもないんだ」。
前田記者「いやぁー」。 5月だけで、500匹以上のネズミをとらえた
といいます。 農家 佐藤孝男さん) 「農家やって45、6年経つんだけど、
初めて。」、「(ネズミ退治について)ネットで見たり色々やってるんだけど、
なかなかね、効果がないような状態だね」。 なぜ、これほどまでに大量
のネズミが発生しているのか。福島町内を調査した専門家は。 林業試験場
南野一博主査) 「(道南では)ブナの実が昨年たくさんなったので、おそ
らくそれが1番の要因かなと。そうなると、山で増えすぎたネズミが
そこから追い出されて街中に出てきてるんじゃないかなと」。 北海道では
道南に分布するブナ。その実はネズミのエサになります。 道総研では
毎年、秋に函館の恵山地区にあるブナの保護林で、落下しているブナの
実の量を調査。去年は1m2あたり600個以上あったとされています。
ブナの実は5年から7年に1度の間隔で豊作になると言われていますが、
なかでも去年の豊作は異常な数だったことがわかります。 エサになる
ブナの実の大豊作により、ネズミも大繁殖したと考えられているのです。
この状況、いつまで続くのでしょうか。 林業試験場 南野一博主査)
「春に生まれた子が大体夏頃までに死んでいくことが多いので。おそらく
夏頃までには落ち着くんじゃないかなという風に考えてます」。
HTB北海道ニュース



