カミソリを返して
ほんの少しの痛みで
時間が止まったままの
あなたに会いたくて

私の事などもう
忘れてしまったでしょう
でも…私の中
まだ あなたは居る


この身ならば壊れてもいい
『幻でも会いたいひと』
たとえ この左手が
千切れても 傍に居て欲しい
いつになれば帰って来る
戻らないくらい解る
『夢現』だとしても
あなたに会いたくて


今日もまた、あなたに…と
繰り返す異常行動
私を捨て居なくなった
あなたを探してる

離れていても私を
偶には思い出してね
今…私の横
ほら 居るわ、あなたが


傷付ければ『微笑むあなた』
私だけには見えるの
仮に 私が死ねば
屍に 寄り添って欲しい
何でもする戻るならば
どんなにイケない事でも
ただただ傍に置いて
私を抱いて欲しい



時折現れる 冷静な私
可哀想で 心が痛くて
狂った様に 泣き喚いて
もうあなたが戻る筈も
無いとゆう現実が
残酷さを連れ立って
私に語りかけて



この身ならば壊れてもいい
『幻でも会いたいひと』
たとえ この左手が
千切れても 傍に居て欲しい
いつになれば帰って来る
戻らないくらい解る
『夢現』だとしても

こんなにも…会いたい

傷付けてもあなた見えない
時々あなたは来ない
もしも 私が死ねば
屍を 抱き締めてね
何をしても戻らないと
解っていても『切る』の
ただ傍に置いていて
強く抱いて欲しくて

いつまででも
…一緒に
居て 欲しくて

あなたが ただ欲しくて



…完。