グリーンスパン前米連邦準備理事会(FRB)議長
[ニューヨーク 12日 ロイター]
グリーンスパン前米連邦準備理事会(FRB)議長は、
米サブプライム(信用度の低い借り手向け住宅ローン)
問題は「起きるべくして起きた」と指摘。
前例のない世界経済の成長を背景に投資家がリスクを過小評価したことが原因と述べた。
ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙に寄稿した。
自身が議長を務めた時代の低金利が住宅価格バブルに寄与したと認めつつも、
サブプライム問題の根は世界経済の拡大にあると論じた。
グリーンスパン氏は、8月に悪化したクレジット問題について、
これを回避するためにFRBができることは少なかった、としている。
同氏は「私は半世紀以上にわたって、数多くの価格バブルが形成され、
そしてしぼんでいくのを見てきたが、
投機熱が広がる前に金融政策でバブルをつぶすことはできない、
との結論に達した」と述べた。
同氏は、新築住宅の在庫がほぼ一掃され、
住宅価格下落に歯止めがかかった場合にのみ、クレジット市場は回復するとの見方を示した。