このお話は、ある国のお姫様のお話です。

 

フィクションです。

 

 

 

ばあやから、マリーヌ姫の彼の家族についての調査を受けたレイモンド刑事。


 

今度は、マリーヌ姫の彼のラピスさんについて調査を始めます。

 

ラピスさんは、マリーヌ姫と同じ大学か。

 

1学年上か。

 

前(犯罪)はなさそうだ。

 

ただ、金銭トラブルはあったようだ。

 

それから、恋愛遍歴がかなりのものだなぁ。

 

それも皆、金持ち狙いか。

 

同棲もしていたようだ。

 

 

彼女の親も公認の仲だったようだ。

 

しかし、結局は、金銭トラブルで別れているようだ。

 

それも、親に無断で、高価な車を買ったようだ。

 

それが原因で、親が別れさせた。

 

このラピスという男も、母親と同じように一筋縄では行かないなぁ。

 

かなり、彼女の方はのめり込んでいたようだ。

 

俺から言わせると、

 

なんでこんなに男に引っかかるんだ!

 

金狙いだとわからないのか。。。

 

 

そして最近は、マリーヌ姫と付き合っているらしい。

 

大学の構内で、イチャイチャしているところを目撃されている!

 

 

まさかゲロー

 

こんな男と付き合っているのか!

 

 

我が国の姫が。

 

 

これは、、、

 

 

 

レイモンド刑事は、王室を敬愛しているので、

かなりのショックを受けてしまいました。

 

顔は、ほどほどいいもしれないが、

 

どう考えても皆から好かれるタイプではないし、

 

それどころか、こんな男と付き合っていると国民が知ってしまったら、

我が国の王室はどうなってしまうのか滝汗

 

国民から、反感を買って、

結局は、潰された王室というのはこれまでにごまんとあるだ。

 

これは、このまま恋愛が進んで、

結婚なんてことになれば王室を揺らがせる一大事となるかもしれない。

 

 

レイモンド刑事は、あまりのショックをで呆然としていたのです。

 

 

そこへ、携帯電話がなりました。

 

 

ばあやからでした。

 

 

「レイモンドさん、調査の進み具合は、どうですか?」

 

「あぁ!

 

順調に進んでいるよ。」

 

 

レイモンド刑事は、平静を保ちながら、答えます。

 

「今度、調査結果について話したいから、どこかで会いましょう。」

 

そして、ばあやとレイモンド刑事は、約束をしたのでした。

 

 

 

しかし、ばあやにこの調査結果を見せたら、

 

失神するかもしれないな。

 

大丈夫かなぁー!

 

この俺でさえ、こんなにショックを受けているのに。

 

なんと言えばいいのか。

 

しかし、現実は現実なのだ。

 

過去は変えられない。

 

マリーヌ姫は、どう考えてもだまされているとしか思えない。

 

王室の甘い汁を吸おうと思っているのか。

 

マリーヌ姫、もっとしっかりしてくれないと我が国の未来がおかしくなってしまう。

 

もっと、王族としての自覚を持ってもらわないと。

 

王族にはそれだけの責任があるのだ。

 

 

考えれば考えるほど、レイモンド刑事は、お先真っ暗になってしまうのでした。

 

王室がなくなって、結局は、滅びた国も沢山あるのです。

 

王室があることは、この国に安定をもたらしていました。

 

精神の拠り所となっていたのです。

 

 

この国は、災害が多い国でした。

 

でも、王族はいつも国民の味方でした。

 

国民の気持ちをわかってくれるのが王室だったのです。

 

決して、国民とは敵対しないのです。

 

 

これは、このまま行くとかなりの波乱を起こすに違いないだろう。

 

おおごとになる前に誰かが止めないと。

 

 

レイモンド刑事は、頭の中で王室についてこれからどうなっていくのか

推理を始めるのでした。

 

 

 

この先どうなるか。

 

1.マリーヌ姫がこの調査結果を見て、あきらめる。

 

2.マリーヌ姫の両親がこの調査結果をみて、あきらめさせる。

 

3.ばあやが説得をして、マリーヌ姫は、あきらめる。

 

4.マリーヌ姫は、絶対にあきらめないで、結婚してしまう。

 

レイモンド刑事は、この推理をした中の

3のばあやが説得をしてマリーヌ姫はあきらめる

になればご両親の手をわずらわせる必要はないのだが。。。

 

調査結果を見ないで諦めてもらった方が、

ラピスさんの過去を知ることもないから一番いいのだが。

 

レイモンド刑事は、これからのことが頭の中を駆け巡っていた。

 

 

 

さてさて、この姫様の運命は一体どうなっていくのか。