このお話は、ある国のお姫様のお話です。
フィクションです。
グリナ(ばあや)さんからのラビスさん(姫様の彼)の依頼を受けたレイモンド刑事。
レイモンド刑事は、ばあやが宮殿に勤務していることから、
これは王族に関することだと、
すぐにピンときたのです。
もしかすると、この調査によって、
国が左右されることもあるかもと。
レイモンド刑事は、身を引き締めなくてはと
まずは、現住所を確認して、家族構成を調べます。
ふむふむ、家族3人暮らしか。
ラピスさん(マリーヌ姫の彼)
ラピスさんの母親
ラピスさんの祖母
たしかグリナさんが、ラピスさんの父親が自殺をしたと言っていたが、
そのあたりから調べてみるか。
まずは、管轄の警察に問い合わせをしてみよう。
おぉー!
警察にその当時の資料が残っていた。
これを見ると、
父親が亡くなったのは、
約10年前になるなぁ。
父親には、
かなりの保険金が掛けられているようだ。
これは、その当時、他殺も視野に入れて捜査されているのだなぁ。
他殺か。。。
でも犯人は捕まっていない。
犯人を捕まえるには、
確固たる証拠がないといけない。
これは、ホントに自殺か警察が調べているようだ。
不審な点があったのだろう。
もし、自殺をしたとしたとしたら、
金銭的な悩みか。
それとも愛情のもつれか。
仕事の悩みか。
ただ、遺書も見つかっていない。
たしかに不審な点が多すぎる。
管轄の警察署から詳しい資料が届きました。
それを見ると
ラピスさんの父親が亡くなって、
しばらくの間、警察の捜査が続きました。
自殺と他殺の両面から捜査をしていたのです。
怪しい人物がいましたが、
これという証拠がなかったのです。
もちろん、ラピスさんの母親も疑われました。
夫が亡くなれば一番に疑われるのは妻です。
その妻(ラピスさんの母親)には、アリバイがありました。
そして交友関係も調べられていました。
妻には、男がいた?
この男がこの妻のアリバイを証明をしていたのか。
これは計画的な犯行かもしれない。
ただ、これはここまで調べたけれど、証拠がでなかったということか。。。
そしてこの妻の友人は、
マフィアともつながりがあるようだ。
これは結局はお蔵入りになってしまったのだなぁー。
そして、最終的には、保険金が妻に莫大な保険金が支払われている。
保険金をもらうには、
保険金かけていなくてはならないが。
この毎月の保険料が、
普通の10倍だ。
毎月の給与が300ドルなのに、
100ドルも保険料を払っている。
普通ならあり得ない。
これは他殺を疑うのも無理はない。
この妻は、かなりのワルかもしれない。
もし、他殺としたら、この妻が計画をしたのだろう。
とすると、、、
殺人を犯した!
我が国では殺人に時効はないのだ。
もし、何かしらの証拠が出て来たとしたら、この妻は逮捕されるかもしれない。
これは仮定だが、十分にあり得る話だ。
う~~ん
ここまで見ただけでも、
王室とはつながらない方がいいと思うなぁー!
弱みを握られたら、
とことん搾り取られてしまう。
ということは、俺たちの税金から払われてしまうということか。
昔とは違って、王族の生活を維持するために、
税金から王族費用として払われているのです。
ラピスさんの母親は、一般的に見ても、
品行方正とはいいがたい。
そして、かなり危険な人物のようです。
それも、この妻にはマフィアにつながる怪しい友人がいるようです。
レイモンド刑事は、これはもっと詳しく調べなくてはいけないと思うのです。
さてさて、この姫様の運命は一体どうなっていくのか。