通訳案内士法改悪 絶対だめ!
2010年 01月 29日
このままだと本当に
資格を持たない人でもガイドを仕事として”正式”にできるようになってしまう。
多分そうなったら、
英語は英語圏からの留学生に
中国語や韓国語のその国からの留学生に仕事が行くことになるかも
今だって、添乗員とか添乗補助って言う名目で
留学生が彼らにするとべらぼうなアルバイト料で
ガイドの仕事をするケースが多い。
でもガイドってそんなぐらいの知識と経験で出来るもんじゃない!
それにせっかくの唯一の言語系の国家資格なのに
全く意味の無いものになる
絶対 そうなってはいけない。
ボランティアでガイドをしちゃいけないなんていってるわけじゃない。
むしろボランティアでのガイドも増やしたい。
プロの通訳ガイドとボランティアの通訳ガイドはお互いを尊重しあって
共存して互いに学びあうもの!
国が制度として通訳ガイド制度を無意味なものにするのはとても恐ろしい。
通訳ガイドのプロのいない国際観光立国???
とんでもない。
とんでもない!
通訳案内士法改悪反対署名募集のサイト
の署名数をしょっちゅう見てるけど
思ったほど伸びていない。
17日間でたった400名なのか
これ以上伸びないのでは
と思う反面
署名者に知った名前があると連帯感でうれしくなる。
まだなら ぜひ署名して!
匿名でもいいから。出来ればコメントを!
そして自分のブログやホームページでもぜひ呼びかけて。
黙っていたら、旅行会社の短期視点で、その利益のために
ガイド資格制度は無くなるよ。
「通訳案内士法改悪に反対します!」署名
者のコメント250件以上のコメントの中からの抜粋(2010年1月21日現在)
このサイトにいくともっとコメントが読める。
•私は、ツアーの前には真心をこめて準備し、おもてなしの心を持ってガイドいたします。それが出来るのも、資格制度があるからこそです。このガイド資格は、伊達や酔狂で取れるものではありません。有資格ガイドは、みんな真剣でひたむきな人達です。お客様に、日本は文化レベルの高い国だという印象を持っていただけるよう、常に願って仕事をしております。日本を、土産店のリベートを期待して働く無資格ガイドがはびこる国にしたくはありません。
•通訳ガイドをしています。仕事量はとても少ないのが実情です。ガイドになる為の勉強、なってからの歴史、文化の高度な勉強はプロならではのものです。気楽なボランティアの方々にそこまでの努力が出来るとは思えません。ガイドが足りないなどという明らかな間違いは故意に創られたものなのでしょうか? 医師なら? 弁護士なら? ちょっとした物知りで国は許可するのでしょうか?
•通訳案内士の仕事は非常に奥の深い仕事です。そして、いい仕事がしたい、お客様に喜んでいただきたい、という思いで、皆、自己研鑽を続けております。そのための出費も、ある程度の報酬がいただける仕事だから、ということで、自己負担しております。これが、資格要件が緩和され、低賃金で働くガイドにばかり仕事が行ってしまうようになったら、どうなるか、目に見えています。自己研鑽に努める良心的なガイドは、この業界を離れ、リベートなどで安易に収入を増やそうとするガイドが跋扈するようになるでしょう。それが、日本の国益となるか、是非長い目で考えていただきたいです。