『鬼の形相』シリーズの①(前回)は👇でございます。

 

それで、えーっと ('◇')ゞ

上掲記事の末尾にて、僭越ながら、ひとつの疑義を提示させていただきました。

それは...

 

⇩⇩⇩⇩⇩

 

7/11夜(夕刻?)のこと (∩´∀`)∩

 

愛蔵版『ベルサイユのばら』第2巻425ページ 

このような、
まぁ~ったく落ち着いてもナイ、
おとなしくもナイ、
必死度最上級の、
鬼の形相つっても過言ではない、

すごみかたをされた、ほぉ~んの数分後、

オスカルさまは👇のようにおっしゃっています。

愛蔵版『ベルサイユのばら』第2巻427ページ 
 

は!?

えっ!?

あのぉ・・・オスカルさま?🥺🥺🥺

もうお忘れでいらっしゃいますか???

つい先刻、オスカルさまは、グランディエさんの大はじけ圧に押されて(?) こぉ~んな表情😰をなさってらしたではないですかぁ...

👇👇👇👇👇

  

いずれも、愛蔵版『ベルサイユのばら』第2巻425ページ
 

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 常套的・王道解釈⇒メタ的勘繰り😊 

 

...んーーー、まあ、常套的に考えますれば・・・・・・🤔

この時のグランディエさんの《鬼の形相》は、オスカルさまが《彼を残して自分だけ出動する》とおっしゃった超ド級の一大事に対する非常事態的・特殊反応である・・・との認識はオスカルさまにもおありにあって、この場面のオスカルさま脳内では《いつも落ち着いている》という彼の基本スペック😅とは別物扱い、ということになりますでしょうかしら???

(※原作の中でオスカルさまが過去にご覧になった《鬼の形相》の位置付け屁理屈😆は、次回③で書かせていただく予定です ('◇')ゞ )

 

でもって .。oO

この時の《鬼の形相》は 非常事態的・特殊反応だから《基本スペック😅とは別物扱い⇒スルー(無かったコトにする🥺) との前提に立って申しますれば、、、

 

物語構成的(メタ的😝)に勘繰らせていただきますと

 

この7/11場面の、

 

おまえは・・・ なぜそのように いつもおちついていられる

不思議なくらい おとなしくて ひかえめで・・・・・・ はじけなくて・・・

 

わたしが臆病者にならぬよう しっかりとそばについていてくれ

おまえはかぎりなくあたたかい・・・・・・

 

とのご発言は、

《翌7/12💗》の、👇のご発言と相互補完しあっているようにも見えてまいります。

 

愛蔵版『ベルサイユのばら』第2巻465-466ページ

 

つまり、7/11と7/12のオスカルさまのことばは《絶妙な合わせ技🥰》として物語の中に配されていて、

これにより、

オスカルさまにとって、グランディエさんが《望みうる最高にして✨最もふさわしく✨かけがえのない✨唯一無二の✨伴侶💗》であることを、いやが上にも謳いあげているように思われます💕

 

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...なんですがぁ~🤭

 

ここからは、そゆ王道解釈物語構成的(メタ的😝)な視点ではなくって、あくまでも当事者であるOAさんの目線に立って、7/11の場面を強引深読みさせていただきまっす (^^♪

ハイ、そーです♪

こっからが、当記事タイトル『《心身ともに♡》溺れあうOAさん』の本旨となりまーす♪♪♪

 

 

 こじつけ解釈・強引深読み😘 

 

OAさん、相思相愛をガッチリその手に掴んだまさにその時から、かなりの濃厚接触💖です。

👇👇👇👇👇

愛蔵版『ベルサイユのばら』第2巻357ページ

 

そして、触れ合いたくてたまらない💕💕💕

愛蔵版『ベルサイユのばら』第2巻360ページ

 

数日もすると、パブリックスペースであるお邸の廊下でも💗💗💗

しかも、オスカルさまってば、グランディエさんの胸肌(じか)に頬を擦り寄せてらっしゃいます(←おそらく偶然でしょうが🥰)

 

 

それはそうですね、晴れて触れ合えるようになる以前から、

お互いに👇な状態だったのですから💓💓💓

 

愛蔵版『ベルサイユのばら』第2巻82・107ページ

 

 

でぇ~え、7月11日。

当記事前半のほうに貼った画像を、サイズを拡大してもっかい載せます。

前半部の文面では、"グランディエさんの大はじけ圧に押されて(?) こぉ~んな表情😰" と書きましたが、、、

いえいえいえ・・・、よぉく見ると、実はオスカルさま、悩まし気でどことなくセクシーな表情をなさってませんでしょうか?

眉・目線・かすかに開いた唇・・・・・・ものすごく繊細な筆致で描かれているような気がします。

 

愛蔵版『ベルサイユのばら』第2巻425ページ

 

次いで、グランディエさんがオスカルさまの腕を掴んだ状態で

お互いの間を行き交う、無言のせめぎ合い...

愛蔵版『ベルサイユのばら』第2巻425ページ

 

こちらのコマ👇に至ると、OAさん両方の表情に官能が漂い始めているように見えます。

愛蔵版『ベルサイユのばら』第2巻425ページ

 

わたくし思うに、グランディエさんの《鬼の形相》《腕を握り締めてくる痛いほどの力》に、《圧倒的な愛情の奔流》《決して我が身から離れることのない確かなもの》を実感することで、オスカルさまの心の奥底に《得も言われぬ秘めやかなよろこび》が沸き立ったのではないでしょうか?

そして、それがオスカルさまの官能を波立たせることになったのでは?

 

一方、猛々しさの去ったグランディエさんの眼差しには切なさや哀しみが宿っているような...

そうですよね...パリ出動の同行にオスカルさまの同意を勝ち取りはしたものの、視力を失った身では、オスカルさまを護るどころか足手まといにすらなりかねないことは自分が一番わかっていて・・・それでも共に在らずにはいられない...

 

次ページのOAさんが裸身を思わせる姿で描かれているのは、ふたりのそんな心の内の具象化でもあるのではないでしょうか?

右上のグランディエさんの表情は、やはり(うれ)いのようなものを湛えているようにも見えますし...

愛蔵版『ベルサイユのばら』第2巻426ページ

 

さらにその次ページ💓💓💓

あー、やっと当記事タイトル『《心身ともに♡》溺れあうOAさん』に辿り着きました❣❣❣

愛蔵版『ベルサイユのばら』第2巻427ページ

 

このシーン、オスカルさまのほうからグランディエさんに躰を寄せたり、寄り掛かったりしてらっしゃいますよね?

先の見えない時代の中を共に生きていきたい、たったひとりのひと

そのひと心のすべてを預けている今(まだ病気のことだけは告げられないのですが😢)、オスカルさまは、もっと躰を触れ合い、彼からも情熱的に抱き締めてほしい・・・・・・そんなふうにどんどんグランディエさんに溺れつつあるように思われます。

 

片や、グランディエさんは、生涯かけて愛し抜いてきたひとからそんなふうに触れてこられて、心と躰が昂まらないワケがないです。

元々ハマっていた底なし沼に、更に更に沈み込んで行かざるを得ません。

けれど、《ジャルジェ家という枠組み》の中で生きている現状では、自分の側から決定的な一歩を踏み出すわけにはいきません。

而して、歯止めが効かなくなるような行動に走らぬよう、グッとこぶしを握り締め、耐えがたきを耐えるしかないのです😭

 

とすると、オスカルさまとしては...

ご自分の渇望に比して、外見上なんだか平静 に見えてしまうグランディエさん。

そのせいで、我知らず、こんなことばが口を衝いて出てしまったのではないでしょうか .。oO

👇👇👇👇👇

 

おまえは・・・

なぜそのように

いつもおちついていられる

不思議なくらい

おとなしくて

ひかえめで・・・・・・

はじけなくて・・・

 

 

🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇

 

 

正直申しますと、7/11のOAさんシーンは『鬼の形相』という記事を書きたくなった端緒ではありますが、『鬼の形相』ってゆ題材そのものからは逸脱していることは否めません😓

謹んでお詫び申し上げます💦

 

いえ、それより何よりも。

チョーシこいた当記事をお読みになってしまわれたことで、ご不快・憤怒をお感じになってしまわれたみなさまに、平身低頭お詫び申し上げます。