今回記事では、「おれは… そんなおまえが 好きだ……」のトコについて、こじつけ解釈をさせていただきまっす (∩´∀`)∩

 

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謹慎処分中なのに、領地視察(Non!Non!せ**ん病院😅 ……あ、それも Non!Non!の婚前旅行❓😝) に出てしまい、アラス病院(笑)で少なからぬショック療法😨を受けて来られたオスカルさま。

お邸に戻られて一室のドアを開けると、そこには父上が鎮座していらっしゃいました。

 

おやっ? ココ、どなたの(どういう)お部屋?

んーーー🤔

殴打付きご叱責の後、父上は退室して行かれ、お部屋に残ったオスカルさまが調度品(小物入れ?ランプ?)に当たり散らしていらっしゃるので、、、おそらくオスカルさまのお部屋なのでしょうね。

 

...つぅことは、以下のような状況でしょうか?

オスカルさま帰還の報が邸内に伝わる

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憤怒に満ちただんなさまがオスカルさまのお部屋に向かわれ、そこで待ち構えてらっしゃる‼

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それを知ってるばあやさんは、オスカルさまをお出迎えした後そのまま、心配して一緒に入室して来る

(お部屋への道すがら、父上が先回りしてらっしゃることを耳打ちしてあるので、自室に父上がおられても驚かない)

 

……で、殴り倒されたオスカルさまに ばあやさんが思わず駆け寄って寄り添い、だんなさまに向かって大抗議!…っと。

 

 

ん? ん? チョット待ってくださいな。

ばあやさんの大抗議の間、グランディエさんは何してた???

(従僕くんお仕事として、オスカルさまの旅行荷物を持って一緒に入室してたハズだと思うのです😋)

 

【↓いつもながらの、グランディエさん過大評価的💦こじつけ解釈】

最初は、思いもかけぬ事態に暫しボーゼンとしてたかも???

けど、当初の呆然自失から我に返った後は、、、"おばあちゃんだけでなく、領地視察に同行した自分までオスカルに駆け寄ってしまったら、だんなさまの激怒の火に油を注いでしまう!" と、咄嗟に見て取って、オスカルさまの盾になりたい気持ちをグッと抑え、後方で事態の推移を見守ってたのかも🥺🥺🥺

 

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さて。父上の大叱責はこうでしたね。

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愛蔵版『ベルサイユのばら』第1巻320ページ

 

《アントワネットさまのご配慮》に、アッ‼となりつつも、オスカルさまは、屈することなく、父上に ご自分の考える "理" を述べあげます。

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愛蔵版『ベルサイユのばら』第1巻321ページ

 

これにより、父上は父上で、オスカルさまの弁に "ウッ!" と、ことばに詰まります。(心の奥底では "それはそうなのだが……" と認めてらっしゃる?)

同時に 父上は、アラスで ”貴族社会とは違う何か" を感じ取ってきたオスカルさまの微かな変化を そこはかとなくお読み取りになったのではないでしょうか?

ゆえにこそ、"それ" に未然にフタをするために殊更に取り合わず、サッと背を向け、その場を去って行かれたように見えます。

 

この父子のせめぎあい。

ひとコマごとに移り変わっていく父上の表情によって、

読み手に "なんだかチリチリするような感覚" を芽生えさせる、センセの絶妙な筆致!なんとも唸らされてしまいます‼🤩

 

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父上が立ち去られた後...

次第に苛立ちが募ってくるオスカルさまの向こう側に、やっとこさ😆、気遣かわしげに声をかけるグランディエさんの姿が描かれます。

んでもって、ついにブチ切れるオスカルさま!😨😨😨

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愛蔵版『ベルサイユのばら』第1巻322ページ

 

ん? ん? 再びチョット待ってくださいな🤪

爆発したオスカルさまが調度品に当たり散らしてる間、ばあやさんは何してた???

 

【↓もーぉ、これは妄想/邪推するしかありません💦】

場の流れ的に、オスカルさまが気がかりで室内をチラチラ振り返りながらも、だんなさまについて退室せざるを得なかった可能性もありますが...

私見では(笑)、

だんなさまが退室された後も ほんの少しの間、ばあやさんはハラハラしながらオスカルさまを見守ってたのではないでしょうか???

けど、オスカルさまがこんなふうに荒れちゃったら、、、 ソレをどうにかできるのは、"なんかクヤシイけども😓このロクデナシ(←孫クン)しかいない……"と、ふたりを育ててきたばあやさんには よぉくワカッテるような気がします😋

……なので、孫クンに、"頼んだよっ" 的な目配せをして、そぉっとお部屋を後にしたように(ワタクシには😜)思われます🤣

 

ハイッ。出番です、お孫さん♪♪♪

 

 

……と、いうわけで。

世の中の理不尽 & 自分の主張をニベもなくあしらった父上への腹立たしさ を持て余し、手近なモノに当たり散らした上に、はぁはぁと息まで乱し、胸座つかんで、

「アンドレなにかいえ‼ なんとかいってくれ‼」とスゴんでくるオスカルさま。

 

さあドースル、グランディエさん!?

 

 わたくし的大妄想😘 

 

"エッ!?" みたいなカンジで汗タラのグランディエさんの表情を見ていると、わたくしには、グランディエさんの中で "対処方法ルーレット🤔" の玉がカラカラ回ってる音が聞こえてくるような気がします。(←アタマだいじょぶか?💦>自分)

 

...ところがっ💓

間近に迫る紅潮した(かんばせ)吹きかかってくる(噴きかかってくる?)熱い(笑)吐息💗

玉がカラカラ回っていたハズのルーレットが ふっと掻き消え、

天空にかかっていた雲がさぁっと晴れ渡り✨(屋内ですけど💦) やわらかな光がグランディエさんに降り注いできて……、その光に導かれるように、いとも自然に、あの心溶かすフレーズが溢れてくるぅ✨

(↑あれれぇ、ワタクシにもポエム体質が感染!?🤪)

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愛蔵版『ベルサイユのばら』第1巻323ページ

 

揺るぎない穏やかな まなざしで「そんなおまえが好きだ……」✨✨✨

いささか場違いなアサッテ返答なのにもかかわらず、

オスカルさま、一気に沈静化😦😦😦

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愛蔵版『ベルサイユのばら』第1巻323ページ

 

たぶん、湧き上がってきた思いを素直に語ってるだけなのに (;´∀`)

グランディエさんというおヒト……、

ほんとに、オスカルさまの心の平衡化/均衡に絶大なる威力持ってます💓

 

ちなみに...

言語化されてはいないけれど、この時も、"おれのオスカル" 感 が滲み出ているように思われてなりません。

恋心とか そゆ気持ちもモチロン含まれてると思いますが、も少しフィールドの広い、片割れ感・バディ感💑ってか、

"おまいのこたぁオレがいっちゃん知ってるゼ" な感覚 ヽ(^o^)丿

下記の場面でも、よく似た空気感を感じます💓

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愛蔵版『ベルサイユのばら』第1巻284・285ページ

 

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んもぉ、とにかく ✨∞の受入れ感・全肯定感✨

しかも、一方通行でなくって、お互いがそれを感じ取り合ってる💓

まったくナンなんでしょう、このひとたちってば💞💞💞💞💞

 

手垢のついた言い回しですが、

まさに THE ゴールデンコンビ です ヾ(≧▽≦)ノ