家に帰り改めて土方の誕生日についいて悩んでいた。


(仕事なのはわかるけど・・・。そんなにずっとGWしなきゃいけない仕事なのかな・・。)


「困ったなぁ・・・。初めての誕生日くらい一緒に過ごしたいのに。」


「はぁ」とため息をついていると彼女はあることに気付いた。


「あ!!私!土方先生のカギもらってるんだった!!」


付き合いだして二週間ほどの時に仕事で忙しいから家に時たま来てくれてもいい、と


言われて渡されていたのを思い出したのだ。


「お家の鍵があるってことは。土方先生の家の中に入れるってことだよね・・・。」


そして彼女はあること思いついた。


「そうだ!!誕生日の日に土方先生の家にお邪魔してお料理も用意してサプライズしよ!」


思いつくと明日からの休みさっそく彼へのサプライズ企画について用意することにした。


~誕生日当日~


あらかじめ土方の家に持っていく食材を前日に調達し!


彼がいないであろう昼間に彼の家へ行くことにした。


ポケットからもらったばかりの合鍵を取り出し。


申し訳ないように家へ入った。


中は初めて来たときと同じでシンプルであまり散らかってなかった。


「ほんとに毎日ごはん食べてるのかな?」


見ると健康ドリンクや健康ゼリーの食べた後が多かった毎日夜遅く帰宅しているのはわかっていたが

やはり食生活が不安になる。


「よし!今日は土方先生のために栄養あるものを作らなきゃね!」


とまた一段と気合が入る千鶴だったのだ。


土方が帰ってくる時間までにやることはたくさんある!彼女のサプライズ大作戦は始まったのでした!




つづく・・・・。




この春から雪村千鶴は薄桜学園へ教育実習に行くことになった。


高校卒業後、彼女は教師になるため大学へ進学した。


そして教育実習の申し込みのために学園へ・・・・。


高校時代自分が教師への道を進むきっけを自分に与えてくれた。


恩師であり高校時代想いを寄せ続けた教師


土方歳三へ気持ちを告げ。


晴れて恋人になった土方との教育実習の生活も一か月経ったある日。


先輩教師の原田から、


「もうすぐ土方先生の誕生日だろ?」


といきなり告げれ初めて彼の誕生日を知ったのだった。


聞くと彼の誕生日は5月5日だった。


GWの真っ只中でしかも子供日ということに何より驚いた。


カレンダーを見ればまだ少し準備する日にちもあり気合をいれようと心に決めたのもつかの間で


GW前最後の学校登校日のに土方に呼び止められた。


「千鶴!」


大好きな声に呼ばれ振り向く。


「土方先生お疲れ様です!やっとGWですね!」


と笑顔で言うと何処か苦い顔をしたのは土方だった。


(どうして苦い顔してるのかな?もしかしてどこか調子でも!!)


と思った瞬間。土方が口を開いた。


「すまねぇーな・・・。お前も楽しみにしていたかもしれねぇー。

GWなんだが・・・。実はなGW明けに大切な会議があってなその準備をしなきゃならなくてな・・。

GW悪いがバタバタしちまう。だから何処かへってのもできなくなっちまったすまねぇ!!」


と言われて返答に困った千鶴だが。


「え!!あぁぁ・・。大丈夫ですよ!私も実習のレポートとかまとめなきゃなので!

大丈夫です!全然気にしないでください!」


と告げたものの土方とGW過ごすことができないのはやはりつらい。


(土方先生を困らせたくないし・・・。でもGWは先生の誕生日もあるのに何かしたいのにな・・・。)


俯いていると。


「すまねぇーな。この埋め合わせは必ずする。」


そういうと土方はポンと千鶴の頭の上に手を乗せてくれた。


安心したのもつかの間で千鶴は大切な彼の誕生日について聞くことにした。


「あの!土方先生!」


「ん?なんだ?」


「あのその・・・。5月5日の夜とかその・・・。その日もお仕事なんでしょうか?」


言った後にきずいたがあからさまにこれでは誕生日何かしようと言ってるようにしか思えなくて顔に少し熱が上がった。


「5月5日かぁ・・・。その日じゃないといけねぇーのか?」


そう答えた彼に上がった熱も冷めてしまった。


どうやら仕事のことで頭が一杯のようで自分自身の誕生日を忘れているようだ。


「いえ!!その大丈夫です!わかりました・・・。」


「すまねぇーな。絶対埋め合わせはする!!」


「はい。楽しみにしてます!」


と答えたものの誕生日サプライズどうするのかと千鶴は頭を抱えることになってしまったのだった。




つづく!