私たち女性(一部フォロアーもできる男性)の役割とは。

フォローする人です。
主導権(どのタイミングで、音を取り、歩幅を決め、どのステップを次にするのかを決めるの)はあなたにはありません。

だから、私は次はこのステップをやりたいの!などど、口や態度でリーダーに伝えてはいけません。

フォロアーであり貴方ができるのは
そのクオリティ、質アップを高めることだけです。


アドルノ、入れて自分がいかに上手いが主張したくても、初心者の方と踊ったときは、そんなことは忘れて、彼のできるステップを、一緒に歩んであげてください。
 

上級者のリーダーは、アドルノ急に入れても、おもしろがって余裕、次のステップを対応してくれます。

自分を主張する、高度なアドルノは、上級者とすかっすかのミロンガで踊るとき周りに迷惑をかけずにやる、または、ステージで踊るとき振付に取り入れたりして、楽しんでください。

脳ある鷹は爪隠すんです!


タンゴはみんな、技術のレベルも、できるステップの幅も、ミュージカリティも、体系も、その日の体調も、違います。

同じ人と組んでも、その1曲は二度と味わえないんです。
同じ曲で再度組んでも、同じはあり得ないんです。
(いや、プロの振付で踊っている人は、同じレベルをキープしてるから、彼らは除きます)

だから、その今、自分と踊ってくれている、目の前の人とのこの1曲が、最高になるよう、フォロアー(補う人)が、助けるんです!


それが、嫌ならバレエなり、シングルのスケートなり一人で踊れるものに変更すれば、いいんです。


でも、タンゴを踊りたいんでしょう?



自分でリードを真剣にやって気がついたのは、リーダーは、フォロアーの反応でしか自分を確認できない!ということ。
自分がフォロアーとして、得意なステップであっても、リードがどういう仕組みになっているかは、わからないんです。

ただ、リードが上手な方と、そうでない方がいるのは、上級者も初級者もみんな知っていて、誰もが上級者と踊りたいんです。

で、男目線というか、リーダー目線で、まず誘いやすいのが、

笑顔がステキな、優しそうな人

暖かい笑顔で迎えてくれる人が、一番誘いやすいと思うんです。

自信のないステップを使えるようになるには、誰かの胸を借りないと上達しないんです。
ただでさえ、自信ないのに、怖そうな人に試して罵倒されてみよう!なんておもいません。(T_T)

でも、笑顔が暖かくて、技術もすごい人ってあんまり、いないんです。
優しい人でも、技術ない=自分の体を自由に動かせない人とは、できるステップが限られてくるから、踊っていても、つまんないんです。


自然と同じレベルの人同士が踊るようになるんです。


だから、タンゴの上達には、人格(見るからに優しそうで、間違えても許してくれそうに見えて)と、技術の両方が必要なんです。


男性は女性の私たちより、繊細なんです。
ほかの人がいるところで、(彼に上達してもらいたいがために、)声が大きくなり、般若のような顔をして、練習している女性を見るたび心が痛みます。


男性のプライドを、特に誰かほかの人がいるところで(ミロンガでなんて特に!)指摘しないでください。

パートナーにうまくなって欲しかったら、できたときだけ反応すればいいんです。
貴方が笑顔でほめてくれるのが、何よりの励みなんです。

オーチョのリードができない男性と組んだとき、上級者のあなたなら、
「ああ、オーチョの、リードね!、ちゃんとリードできてないけど、私が自分で自分の上体ひねって、タイミングも音に合わせて、動いてあげよう!」と、補ってあげているから、踊りが成り立っているんです。


踊った初心者君は、あなたと楽しく踊れて(リードが伝わったと思って)またあなたと踊ろうと、ひそかに練習したり、新しいステップを習ってきて、次回試しに来て、あなたを喜ばせようとしてくれます。

で、次に会ったときちゃんと気がついてそれをほめてあげるんです!
「今日はサリダのクロスがすごく解りやすかった、前よりうまくなったね!」とか、
「パラーダ入れてくれたから、私もアドルノ入れられて、楽しかったわ!」とか。


最後を笑顔で、あなたと踊って楽しかったわ!と、ねぎらって上げてください。
その1曲、そのタンダ、その日のクラス、を楽しかったものにするのは、私達女性の力なんです。

影で支えてあげてください。

上級者の男女はほっといても自分で練習しますが、初心者は褒めないと消えて行きます。

自分の周りが、自分に対して好意的で、上手な男性ばかりなら、あなたのタンゴライフは、楽しいよね?


私は1度踊った男性とは、ずっと踊り続けるようにしています。

だから、知り合いがいっぱい来ているミロンガだと、大変なんです。
見たことも、お話ししたこともない人と踊る時間なんてないくらい、何年も何か月もずっと踊り続けてきた人たちと踊るローテーションをこなすだけで、座っている時間なんかないんです。
(これは、地元のミロンガでの話)

なんで、あの子は、あんなに誘われやすいんだ!と、誰かに嫉妬する前に、自分を振り返りましょう。

踊った男性、すべてを育て、励まし、再度貴方と踊りたい、と思わせましょう。


ただ、生理的にどうしても受け入れない(男性陣ごめんなさい)人もいるよね?

そういう人とは、目を合わせないんです。
だから、カベセオで、誘いあうんです!



カベセオとは、タンゴの誘い方のルールで、目線やジェスチャーを使って、遠くにいてもお互いを誘い合える仕組みのことです。