今日は私が出会った、1流のタンゴダンサー達の人格について、話したいと思います。


2004年、まだCallaoにあったDNA。
ダナ&パブロの、上級者クラスに、一人で参加した私。

自分でもわかっていた。
情熱だけできた、初アルゼンチン。

まだ、まだ上級のレベルじゃないけど、どんなこと教わってるのか知りたくて、私の先生(ゴンちゃん&マリちゃんとか、マリエラ&ガストン)の先生(当時ラブラブドキドキだったダナ&パブロ)

ちなみに、パブロはどこにいったの?
知っている人教えてね!

クラスに紛れてる私を見て、すぐにハグしてくれる先生たち。
そして、かなりな人数の生徒の、全員の名前を覚えようと、自己紹介させてるダナ&パブ。


先生達みんな(ゴンちゃん&マリちゃん、マリエラ&ガストン)、かわるがわる、私の相手までしてくれて、的確な指摘までくれて。
さみしいなんて微塵も感じない、とても楽しいクラスを受けられた。

自分たちが、勉強するためのクラスにいても、一人で参加している初心者を観たら、手を貸してあげられること。

そういう心の優しさと、余裕を持てるだけの技術をもっている人。
そういう人を私は上級者と呼びたい。

そして、自分もそうありたいと思う。




上級者の皆さん、先生方。


ミロンガでも同じですよ。
上級者クラスに出ているから、教えているから、自分は上級者ですか?

そのミロンガで、誰も知っている人がいない人に、寂しい思いをさせてませんか?
あなたのクラスを受けたことのある初心者を見つけたら、声をかけて自分の輪に入れてあげてますか?

一人でワークショックを受けている、知らない誰かに声をかけて、一緒にクラスを受けようって、声をかけているでしょうか?

タンゴは,貴方の全てが踊りに現れます。
人を思いやれる優しさと、その余裕が出るだけの技術。

その両方を持っている人を上級者と。




ワールドチャンピオンに何度かなっている、クリスチャンソサ。

彼のデモを観に、ポルテーニョバイラリンに行ったとき。

その日までに彼のグループクラスを2~3回受けていて、
(しかも彼が何者かすら知らずに)
1時間彼のクラスでひたすら歩くことをやった日は、生徒全員と直接組んで間違いをしてきしてくれて。

何だか、ぐりぐりメガネだし、タンゴオタクっぽい先生だな~!と思ってた 。

同じクラスを受けてた子に
「今日あの先生デモするんだよーん」
と教えてもらい、ネットで彼を検索し、何者かわかり漠然とした私!


めっちゃすごい人なんだと、これはデモを逃しちゃいかん!と。

デモ直前の彼(クラスの時とは違い、メガネもなくきりっと凛々しい)を見つけ、声をかけると
ものすごく丁寧に、「彼女が僕のパートナーなんですよ。」と紹介してくれた。
(クラスでは彼は一人で教えていて、パートナーは見たことなかったため)

その時の、彼のパートナーを扱うしぐさと、私に話しかける態度が、まるで高貴な姫達を扱うような、心のこもった丁寧なものであったこと。


こりゃ、本物だ!と。

彼のタンゴが世界1に輝くのも、この彼の魂の清らかさだと。



あと、忘れられないのがマリオモラレスさん!

彼も、というか、彼の学校で教えてる人みんなすごく感じがよかった。
日本人だとわかると、みんな片言でも日本語話そうとしてくれて。
実際、みんな日本語いっぱい話してくれたし。

あんなすごい人なのにものすごく親しみやすくて、笑顔がさわやかで。

明らかにクラスのレベルじゃない(私)人にも、ちゃんと指導してくれて。

Gちゃんと、3人で取った写真。
マリオさんの笑顔が眩しい。


というわけで、私が出会ったタンゴの大物たちは皆、人格者でした。



反面、技術はあっても2流で、くすぶっている人たちは、人格面に尊敬できないとこがあった。


なので、私の独断ですが、タンゴを上達したい人は皆、人格も磨いて行きましょう!

踊るあなたが美しくて、さらに人格も素晴らしかったら、あなたに触れた人は皆タンゴを習いたくなりますよ。きっと。