$空と海とお月様と-120429_1149~01.jpg

私、そこそこいい歳なのですが
実は原爆ドームも平和記念資料館も行ったことがありませんでした。
修学旅行でもなけりゃー
なんなら広島に母方の叔母さんがいるのにだ。

沖縄に住んでたとき
平和記念資料館やひめゆりの塔や喜屋武岬やら行った。
資料館の一角に、たくさんの手記だけがずらーっと並んでる部屋があって。
立ち見の譜面台のような黒い机一個に一冊の古ぼけた冊子。
それがずらーっと一ミリもずれがないんぢゃないかってくらいきれいに
人が一人立てるスペースだけつくられて並んでる。
壁も黒。
その手記の内容は想像を絶するようなものばかり。

アタシの中ではそこが、ものすごかったから
このヒロシマの資料館は
こんな表現はいけないのかもしれないけど
とっても優しく回れた。
また、若いカップルも
小さいお子さんに一生懸命教える若いご夫婦もたくさんで。
今、この「原子力」と言うものに
たくさんのヒトが関心があるんだなぁ。と想った。

この資料館は別館と本館があって
別館からスタートで、本館にはいかなくてもいいような造りになってる。
ケロイドなどの写真の展示は本館のみ。
それもまた配慮。

本館の最後の最後。
出口の光が射す角に飾られた写真。
焦土に咲いたカンナの花
―その秋、「75年は草木が生えない」と言われた広島で
新しい芽が息吹ました。
焼け跡によみがえった緑に
人びとは生きる勇気と希望をとりもどしました―


新緑の季節。
原爆ドームの周りも樹々でいっぱいで
その川のほとりで音楽祭みたいなのやってた。
路面電車が走り、川ではスノーモービルみたいなも楽しめるみたい。
今はそんなヒロシマ。

ただ、福島はずっと廃炉がそこに存在し続ける。
どう処分するのかも、処分できるのかも決まらぬまま。
昨日、日本国内に存在する原子炉54基、すべてが停止した。
できれば、このままもう動かさずにいれたらいいのに。
と、やっぱり思う。

$空と海とお月様と-120429_0609~01.jpg