そしてもう一つ。

今回の旅行でだるま落としのように

一段すこーんと落とされるようなそんな出来事にも出逢いました。


彼女の友達でアフリカに一ヶ月行って写真を撮ってきた

建築と大工の勉強をしているヒトがいて

そのヒトがこの前ある写真展に入選してって

そのヒトのハナシとか、アフリカのハナシとかも夜たくさんしてて

翌日の散歩がてらの観光の途中

ホント偶然に、京都御所の前の横断歩道でばったり逢って。

あまりにもびっくりして偶然すぎて

3人でお茶をすることになりました。


まぁ1人でアフリカのケニアやらトーゴやらに行っちゃうヒトなので

一風変わった方ではあったけど

それはそれは探究心の強いヒトで。

彼がその入選したアフリカでの写真を見せてくれて。

頭の上にのっけたタライに買った水を汲む女性とか

東京の夢の島のようなゴミ溜めでモノを拾う少年とか。

その中に水辺の写真があって。

なんとなく気になって

「アフリカの海はきれいなの?」って訊いたら

「それは湖だよ。茶色い。でも茶色いからって汚いかどうかは別だけど」って。

すぱって切られたようだった。

アタシは無色透明なものがキレイだと決めつけてた。

なんだか恥ずかしかった。


だからきちっとそう想った自分の気持ちと

写真を見せてくれてそれに気づかせてくれて

「ほんといい言葉もらったわー!ありがとう!!」

って伝えた。

なんだか新しいキモチを手に入れて

めちゃくちゃテンションがあがった。


それこそ「守られすぎていること」へのキモチは

3人とも同じような想いを持っていた。


そして彼はもう一つ写真を見せてくれた。

今行っている建築の専門学校の課題の写真。

お題はこう。

「2.5m×2.5mのゲートをアルミで創りなさい」

というもの。

アルミホイルのようなやわらかいもので創らなきゃいけないこと

個々にまずはイメージを創ってきて

その個々のイメージを見た上で教授が

「アンタとアンタはこのチーム」って5人1組のグループを作り

その5人で一つのゲートを創るということ。

って説明を受けて、「それでできたのがコレなんだ」って

写真をみせてくれた。

アタシが想像してたのは鳥居のような感じとか

お家の門みたいなものとか

それこそ少し高さのある形。

でも、そんなアタシの目に入ってきたのは

なんていうか銀色の波間にできた道みたいな

高さはほとんどなくて

うねった銀色の道のようなものを通りぬけるような感じ。

まぁ、ゲートと言われただけで

門のようなものだけをイメージしてしまった

自分の発想力のなさにびっくりして

またなんてすげーんだ!!とも思った。

ホントすげー。

モチーフは葉っぱの葉脈らしい。


なんつーか、こんなにたくさんいるヒトのなかで

同じ街に住んでても偶然だって全然逢えないヒトもいるのに

たった20時間ちょっとの滞在の京都で

こうしてバッタリ逢えるんだから

逢うべきヒトに逢ったんだろうと思う。


なんだかね。

そんなテンションのあがりっぱなしの京都だったんです。

ま、そんな一風変わったスゲー彼も

帰ってきてマラリアにかかってたってーオチ(笑)

初めて逢いましたよ。

マラリアにかかったヒト(笑)

春からはちょいと有名な大工さんとこにお勤めが決まったんだとか。

もしかしたらもう2度と逢わないかもしれない。

でも笑顔で「またねー」ってなった素敵な出逢いでした。

彼からもらった言葉は一生消えない。

有難し。