ユーザー車検で陸運局へ!
30年程前から自宅の車やバイクをユーザー車検で陸運局へ持ち込み受けてます。今回は家内が主に乗ってるスバル インプレッサ スポーツを持込んだ。
( ̄O ̄;)玄関口の草取りしろよな〜!!
多少の知識があればユーザー車検は簡単です。
私自身、整備士の資格など持ってるわけでもなく、タイヤのローテーションやオイル交換、バッテリー交換は自分で出来るかなぁ〜程度の知識です。それでもユーザー車検はうけれます。
費用は数万円以上安く済みます。
ディーラー車検は勿論、街の格安車検にしても最低限、代行料が一万円。ディーラーだと二万円。
さらに24ヶ月法定点検なる名目で二万円ほど、それとは別に車検券整備量とか、いろんな名目であげるあげる😂
インプレッサ を新車購入後2度目の車検(5年後)の際に付き合いでディーラーに出して、最低限でやらせても10万数千円😅今回の車検費用は44550円。約6万円の差です😅こんなに安く出来るので友人や同僚にはユーザー車検を勧めて何人もが実際に行って感激してます!
今回ユーザー車検を受ける為
事前に私が行った事。
① ブレーキパットのチェック。
ジャッキーアップしタイヤ外してパットの残りを見る。前後とも7mm有り2年後の車検までは大丈夫かな。
② ①の点検でタイヤを外した際に、ブーツの破れ、グリス漏れがないか見る。破れ、漏れなし。
《この時、洗車ブラシに洗剤つけてブーツ周りなど手の届くところを洗っておきましょう。車検の時、汚れが落ちていればチャント点検したなと検査官の心情もよくなります。》(ブーツとは、ゴム製の黒い蛇腹状になったもので、タイヤの付け根部分やハンドル操作での可動部分についてます)もしも、ココで破れや油漏れあればブーツ交換が必要なので素直に車屋さんへ。
③ボンネット内点検。ブレーキオイル、パワステオイル、ラジエーター冷却水、ウインドウォッシャー液の量チェック。今回は冷却水とウォッシャー液補充のみ。(ココでブレーキオイルがアンダーライン以下だったらブレーキパットが結構減っていると言うことです。)
④バッテリーのターミナル端子が緩んでないか。
⑤ファンベルトの傷と緩み確認。指で押して1センチ程度のタワミならオッケー。
⑥ライト周りのチェック。ヘッドライト、フォグ、スモール、ブレーキランプ、ナンバー球、ハザード、ウインカー、バックランプが全て点灯すること。
(要注意はナンバー球。大抵2個有りますから2個点灯を確認すること。)
⑦クラクションが鳴る⁉️ウォッシャー液が出る⁉️ワイパーゴムが切れてない⁉️
(ワイパーゴムが不良でもアウトです。)
⑧ホイールナットが緩んでないか⁉️
⑨フロントガラスに貼ってある車検日シールと24ヶ月点検の丸いシールなどは必ず剥いでおくこと。《剥いでないと車検通りません》
⑩台車番号刻印場所を確認しておく。
《ココ10年内の車は助手席ドアを開けた付近にありますが古い車はエンジンルームの中に隠されているので確認しておきましょう。》
車両点検整備としては大体こんな感じで。
以上の点検で自分で修理困難な場所が見つかったら、今回は車屋さんに車検を依頼し、次回はユーザー車検を目指しましょう。
前回の車検を車屋さん(ディーラー含む)で受けたあと、今回の車検までに二万キロ程度の走行距離ならユーザー車検で余裕でしょう。
いざ陸運局へ⁉️
ちょっと待った❗️いきなり行ってはダメです!!
ネット予約が必要です!
ネットで『陸運局 車検予約』で見つけて名前などアカウント登録してください。一度、登録すればずっと使えますし、車検は全国の陸運局で受けることが可能です。
(十数年まえ、大分に出張中、大分市の陸自で受けたことも。この時は、受付から新車検証受取まで30分でした!)
アカウント登録が済んだら
車検予約です。
ログインさえすれば、希望日、車のデーターなどを車検証見ながら入力するだけです。
検査は朝9時から夕方まで4ラウンドあります。
もしも検査を受けてちょっとした不良箇所で引っ掛かったらその日のうちは追加料金なしで検査受けれますから朝一のラウンド予約をお勧めです。
勿論私はいつも第一ラウンド。9時からの検査開始です。
自宅を出る前に、車検証、自賠責保険証券、検査費用《お金》を確認。トランクなどに乗ってる荷物は下ろしていくこと。《どうしても積んでおく必要がある場合は、検査場の横、駐車場付近にでもおろして検査受けること。》
アルミホイールはそのままで良いが、鉄板ホイールでホイールキャップがついてる車はホイールキャップを外して車検を受けます。
予約日当日!陸運局へ出発❗️
自宅から検査場まで20分程度ですが市内中心部を通るため朝の通勤ラッシュを避けいつも6:30頃自宅を出ます。陸運局の近くまで行って朝食を食べ、7:30陸運局着。
陸自に着いたら、駐車場に停めるのではなく検査コースへ停めます。
岡山の場合、普通車は1〜4コースですが、4コースはフルタイム4WDはダメなので私は1コースへ。
⬇️検査場全景。コース入口に小さく写ってる赤い車が私の🚗。先頭待ちです!
⬇️右側の建物が岡山陸運支局。(屋根の丸いやつ)
8時から陸運支局の玄関が開きます。
その左隣の建物は印紙や自賠責保険の手続きをする自動車会館で7時半頃から玄関は空いてるのでトイレ使えます。
8時になったら岡山陸運支局の
玄関が開くので⑤番窓口へ。
と言っても、職員の仕事開始は8:30からです。しかし、
ボ〜っとしててはいけません。
⑤番カウンターに車検書類準備手順説明書、その側に緑色の書類と白い書類があります。その二枚に名前、住所、車の車体番号など車検証を見ながら記入します。サンプルもあり簡単ですから焦らないで。5分もあれば余裕で書き終えます。
そのうち、カウンターのパソコンに電源入れてくれますので、それに繋がってるQRコード読み取り機で持参した車検証の右下にあるQRコードを読み取らせます。(QRコードは5個程あり、どれを読み取るかも説明書きがあります)
読み取ると『読み取り完了』の表示がパソコンに現れ、隣にあるプリンターから検査用紙が出てきます。
これで書類準備完了!
次は隣の自動車会館へ移動。
印紙売り場は8:30にシャッターが空きますのでその前付近の椅子で待ちましょう。
開いたら準備した書類一式をカウンターのお姉さまへ『お願いします』と低姿勢で😆
『重量税と検査登録印紙代で〇〇円です』て言われた額を支払うと印紙をお姉さまが台紙へ貼ってくれます。
次は隣の自賠責保険の窓口へ行き、お姉さまへ書類一式渡します。証券を作っていただく間数分、座って待てば『〇〇様、お待たせしました。保険料〇〇円です』と。
コレで準備完了❗️
検査コースに入るのみ。
検査コースにはトイレがないのでココで済ませてから検査場のマイカーへ8:55迄には戻りましょう。《ボンネットのレバーを引いて開けやすい様に浮かしておきます。》
9時、検査開始です。
※場内は撮影禁止なので写真は有りません。
検査は何度受けてもドキドキします😂
検査員に書類一式渡して検査開始!
検査員が丁寧に指示してくれるので言われた通りに動くだけです。
『左ウインカー』『右ウインカー』『ハザード』
『ヘッドライト』『フォグ』…『クラクション』みたいな感じで言われるのでその通りに操作します。書類渡す時に『初めてなのでお願いします』と言うと特に優しくしてくれますし、補助員をつけてくれる時もあります。
途中でサイドブレーキの検査があります。この時、引き方が甘いとアウトになりやすいので、ゆっくりとですが思いっきり引っ張ってください。これ以上は引けないくらい。フット式サイドも同じく思いっきり踏み込んでください😄
ライト類が済んだらローラーに乗って足回りの検査などがあります。
地下室から車体の底をハンマーで叩きながら緩みがないか、ブーツやブレがないか調べる様子がモニターに映ります。
最後に、
ヘッドライトの光軸測定!
一番ヤバいところです。最近夜道でライト方向が悪いと感じてたので気にしてましたが、
案の定!アウト❗️
『左右低すぎ』と指摘されました。
コレがセーフだったら合格印を貰って検査終了なんですが…今回は一発合格ならず!
即、テスター屋さんへ!
⬇️岡山テスター《坂本テスター》
陸運局を出て50m程のところに岡山テスターさんが有ります。《別名!?坂本テスターさん》
テスター屋さんとは、車検の前や、車検でアウトになった部分を測定、調整してくれるところです。車検で不合格になった部分を調整してくれます。
『光軸低すぎです。お願いします』と調整依頼!
⬇️光軸測定器
⬇️人の車ですが、こんな感じで調整します。
10分ほどで調整完了。
光軸調整費¥2100-
安い❗️
ありがとうございました❗️
再度陸運局の検査コースに並びます。
《こんな再検査の時に第一ラウンドの良さが❗️》
順番が来て再検査項目の光軸測定器まで進み、測定開始!ドキドキです❗️
左…⭕️…右…⭕️😃
合格です!
検査ライン出て陸運局建物前の駐車場へ停め、
陸運支局4番窓口へ
書類一式提出!
5分ほど待つと呼ばれまして新しい車検証、ステッカーなど一式受け取って終わりです。😃
9時50分完了。
光軸が引っ掛からなかったら9時20分には完了したかな!
ま〜でも、今回は光軸が不合格で調整費¥2100-要しましたがそれでも安い物です。
玄関が開く8時からだと約1時間半でユーザー車検は終わるんです。
今回の費用
重量税印紙代. ¥24600
検査登録印紙代. ¥2300
自賠責(24ヶ月)¥17650
合 計 ¥44550
追加費用
光軸調整費用. ¥2100
総 額 ¥46650
如何ですか⁉️この値段!
但し…車の整備知識や、自分でブレーキバット…ブレーキオイル交換できない方はユーザー車検とショップに任せる車検の交互実施をお勧めします。
是非あなたもユーザー車検へ😄
因みに…軽四の車検は場所が違います。
要領はほぼ同じですので是非!
こちらは…三万円くらいかな。