シャボン玉のブログ

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囚われの身の佑希姫~繋がった世界~


この世界は日本でいうと現代。西暦2012年。


この世界の名は、リュベーラ。


神龍カロー・リアモを深く信仰する国。


この世界の星、オーロナコル。


この星の大陸にある、一番の大国、ムデューイアン


この国の姫、佑希姫(ゆきひ)は、5歳の頃から姿を見たものはいなく、


女王・織奈(おりな)も、佑希姫は病気にかかり、死んでしまったといっていた。


だが、佑希姫は、生きていた。


そのことを知っているのは、女王、城で働く者たちだけであった。


ある日のこと・・・。


(なんで??)


きれいなドレスをきた美しい顔立ちの少女が、悲しげな淡い青の瞳の少女が女王の前にたった。


その瞳に合う、瞳の色と同じ淡いふんわりしたドレスが、きれいに揺れた。


金色の髪は、腰までとどくくらい長かった。


きれいだが、少し弱弱しい声で、


「あの・・・。お母様」


すると、女王はその少女をにらみ、手を上げた。


バシッ!!!


鈍い音がしたかと思うと、その少女は、床に倒れていた。


「なんど私をお母様とよぶなといった!?」


女王は厳しい目で強い口調でそう、その少女に怒鳴りつけた。


すると、少女は、ササッと立ち上がり、


「もうしわけありません、女王様。」


丁寧にそういいなおした。


すると女王は、そばにあったソファーにこしをかけた。


みるからにして豪華で、ふかふかそうなソファーであった。


「私はたしかにあなたの父、エード様と結婚し、あなた・・・。佑希姫の母となりましたわ。しかし、エード様が死んだ今、私はあなたの母ではなくなりました。私は女王です。身分をわけまえなさい。」


そういうと、めんどくさそうに、


「で、なんなの?」といった。


「あの、私、最近お外にでていないんですの。昔のように、また一緒に・・・。」

「だめです。」


言い終わる前に、女王にさえぎられた。







    つづく。中途半端ですんません。

千年の時を超えて~平安時代の少女編~


第3話ー目覚め始める力ー



「おはよう桜。」


深桜は桜に声をかけた。


桜はいつの間にか、深桜のよき話相手に、よき友となっていた。


深桜の最後の居場所といったところだろうか。


父とは今気まずく、母とはケンカ中。侍女たちはうるさいし・・・。


だから、深桜は、今、毎日桜に話しかけるようになっていた。


すると、桜も起きたようで・・・


「おはようございます。」


といった。


この会話は、普通の人には、聞こえてない。


特殊な力をもった、深桜だからこそ、桜とこうやって話すことができるのだ。


すると深桜は、桜によりかかった。


「ねえ桜?私最近視線を感じるの。気のせいかもしれないけど。」


桜は少しびっくりした。


もしかしたら、深桜の強き力が目ざめ始めたことが、悪意を持つものに伝わり始めたのかもしれないと。


「だっだいじょうぶですよ。きっと。きのせいですよ。」


桜はごまかした。


真実を話すのは、まだ12の深桜には、はやすぎる。


桜はつぶやいた。


「たとえ、なにか危険にさらされることがあれば、私が守ってさしあげまする。」


深桜は、まだ寝ぼけていたのか、


「ん?なにかいったか?桜。私はまだ眠くてね・・・。」


桜は、「なんでもございませぬ。」といった。


「そうか?ならよいが・・・。」


すると、深桜は急に目を見開き、「そうだ!!」といい、スクッとたちあがった。


「最近、桜以外の精霊とも、話ができるんだよ!!」


深桜は笑って桜を見た。


「みんな、いい人(?)たちだよね。いろいろきかせてもくれるし!!」


桜は正直とまどった。深桜の力が目覚めてくるのが、こんなにもはやいとは、思ってもいなかったのだ。


「おきおつけくださいな。精霊の中にも、悪意を待ちし者もいる・・・。」


桜は、ざあっとゆれた。


「もうッ桜は心配性ね!!」


桜は、はっとした。


「ていうか、悪意って?私がねらわれてるとでも?まさか・・・ね!!

私に限ってないわよね。確かにこういう力は持ってるけど、狙うほどでもないし

さっき、視線を感じるっていったけど、桜も気のせいだって、いたしね!!」


深桜は、明るくそういった。桜は


「そうでございますね。私ったら、心配性なのかもしれませんね。」


(深桜様の力の事・・・。深桜様には、だまっておくってきめたじゃないの。私!)


(・・・・・。くれぐれも、発言には、きおつけなくてはね・・・。)


(でも・・・。深桜様は、いずれ、自らの力にきずく。)


(きずかなくては、ならない。世界を守るため・・・。)


桜は深桜を見下ろした。


深桜は、またねむってしまっていた。


桜は寝顔をみて、決心した。


(深桜様が、自ら自分の力にきずくまでは・・・。だまっておきましょう。)


(もうすぐ、力がめざめる。力が目覚めれば、ゆっくり、安心して眠ることはおろか、寝る事すらできないかもしれない・・・。)


(自分の力にきずくまでの平和な日々・・・。すごさして、さしあげましょう。)





          つづく

千年の時を超えて~平安時代の少女偏~


第二話ー不思議な桜ー



ある日のことだった。深桜は、自分の父によばれた。


「父上、失礼いたします。」


きれいな凛とした声で一言いうと、父の部屋の襖を開けた


そこにいたのは、いかにも父親のような、少し鬚をはやした人だった。


その人は、「おお・・・。深桜よ・・来たか。実は、お前に大切な

話があるのじゃ・・・。」


少しすまなさそうに、少し深刻そうな顔をして、そういった。


これにはさすがの深桜もなにか察したのか、


「なんでございましょう・・父上様・・・・。」


覚悟をしたかのような表情を浮かべ、姿勢を正した。


すると深桜の父は


「おぬしも、もうすぐ12にもなる・・もう、嫁にでても、十分なとしであろう・・・。」


深桜は、そんなことを言われるとわかっていたように、うつむいていた。


すると、口を開いた。父はきっと、わかりました。とでも言うと、思っただろう。だが、深桜は


「申し訳ございません・・・父上。私は、まだまだ父上や、母上のそばにいとうございます。それに、今の私は、結婚などは、かんがえられませぬ。私はまだまだ、この家に・・・この屋敷で、はしりまわり迷惑をかける・・・。

そう過ごしたいのでございます・・・・・。」


すると父は、深桜に頭をさげた。


さすがの深桜もっくりした。


「ちっ父上、どうゆうつもりでございますか?娘に頭をさげるなんて・・・。」


「嫁ぐ先は、私の身分より、はるか上のご身分のお方だ・・・私の出世にも繋がる・・・それにそのご一家は、不思議な力をもっているそうだ。どんな力かはしらぬが、お前を守ることもできる。私は、あまえが可愛い・・・。だからこそいっておるのだ。」


さすがの深桜もこまったような顔になり、


「・・・・・・・。少し・・・・いや・・一ヶ月ほど、時間をいただけますか?」


そういうと、庭に出て行ってしまった。庭には、桜があった。まだ若いさくらだった。


深桜がうまれたときに、植えた桜だそうだ。


ここが、深桜の癒しの場となっていたのだ。


「はぁ・・・。」


深桜はため息をつくと、その桜に頭を押し当てた。


すると桜から声が聞こえた・・・


「迷っているの?・・・でも、あなたの中で、答えはでているはず・・」


深桜はびっくりしたように


「あなたが・・・桜がしゃべっているのでございますか?」


すると、それにこたえるように、桜の葉が、風など吹いていないのに、ざわわっと揺れた。


「桜?あなたは不思議な力を持っているの?」


深桜は桜をみあげ、そういった。


「ちがいますわ。あなたが不思議な力をもっているの。普通の人は、桜と会話なんて、できないですもの。」


すると、深桜はうつむいた。


「今回父上がもってきた縁談話のお相手も、不思議な力をもっているそうなの・・・。」


すると桜は、「あなたは、どうしたいの?」といった。


「私?私は・・・。私は、まだこの家にいたいわ。」


「なら、それをあなたのお父上にいえばいい。それだけじゃない。」


すると深桜は「そうよね・・・そうなの。だけど、頭までさげられると、さすがに・・・。それに、私の兄弟に男がいないの。私は、長女だし、それなりの責任もあるわ。そうかんがえると、やはり私が嫁ぎ、長男をうみ、跡継ぎにするしか・・・。父上のご出世にもつながるし・・・。」


そんなことをいったと思うと、急に明るい顔になった。


「ねえ、桜?私の不思議な力って、なに?」


桜は、「あなた様は、精霊に、力を借りることができます。そのため、今こうして話してるように精霊と話すこともできるのでございます。」


そういった。「へえ。すごいわね。」深桜は、笑顔になった。


桜は、深桜の力を、もうひとつしっていた。だが、それはいわなかった。


その力とは、とても恐ろしいものだった。


この世の生物全てを消滅させることができる力。そして、魔物、あやかしを封じることのできる、たったひとつの神剣、王華。この世の歴史をいっきにくつがえすことのできる力だった。


だが、桜はそれをはなさなっかた。まだ12の深桜は、このことをしると、恐怖におびえるだろう。その強大すぎる、自らの力に・・・。


それに、この力のことがばれてしまえば、悪意をもつ者にねらわれることとなる。


このとき、深桜はしらなかった。自分が、この世界の始まりと終わりを告げる者であることを・・・・






              つづく