知り合いのお母様が光に還られたとの報告があったので、ふと昔描いた観音経の器に秋の葉を浮かべてみました🍁



タイミングよく受け取った本は観音さまの本だったので、少しシェアをしてみます。

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観音経の中には、観音様は三十三の姿に変わり、この世に救いの手をのべてくださると書かれてあります。


観音さまは、わたしたちひとりひとりの身の回りや事情に合わせてその姿を変えわたしたちを救いとってくださるのですね。


観音さまは私たちのためを思って、極楽浄土から変身してやって来るのですが


ところが変身したとたん観音さまはその人になりきってしまいます。


したがって、観音さまには自分が観音だということはわかってないと思うのです。


つまり観音さまはお姿はもちろん頭の中も意識構造もすべてこの世の人間に合わせて変身して来るのですから自分は観音だという意識もないと思うのです。


そんなふうにして観音さまがこの世に来ておられるということは…


どうでしょうか?
ひょっとしてあなたの横に座っている人が観音さまかもしれないのです。


今後ろにいる人、目の前にいる人も観音かもしれませんよ


いや、ひょっとしたらあなた自身が観音さまかもしれない……

そうするとみんな観音さまではないかというのが本日お話ししたいことなのです。


観音さま/原作ひろさちや 



Kannon comes to us in transformation from the Pure Land of Ultimate Bliss for our sake.

However, as soon as he is transformed, he becomes the person he is supposed to be.

Therefore, I don't think Avalokitesvara knows that she is Avalokitesvara.

In other words, since Avalokitesvara transforms herself in accordance with the human being in this world, not to mention her appearance, her mind, and her consciousness structure, I don't think she is aware that she is the Avalokitesvara.

That this is how Avalokitesvara comes to this world...

Perhaps you yourself are Avalokitesvara. ......

Then I think that everyone is Avalokitesvara.

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この本の主人公は息子を亡くされた両親なのですが、絶望的な状態にある人の心にやさしく寄り添う仏教の教えにほっこりした気持ちになりました🙏