SLばんえつ物語は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が新津駅から会津若松駅までを磐越西線経由で運行している臨時快速列車です。


この蒸気機関車(SL)はC57 180号機によって牽引されており、1999年4月29日に運行が開始されました。

SLばんえつ物語の特徴と歴史の詳細です
保存運転の第2弾:
SLばんえつ物語は、高崎地区のSL列車に続く、JR東日本の定期的な蒸気機関車保存運転の第2弾として運行されています。


 全国でも指折りの良好な保存状況を保っており、単独で牽引する列車としては全国最長の7両編成(機関車を含めた8両編成)を組成しています。

運行開始当初からの変遷
運行開始当初の列車名は「SLばんえつ物語号」でしたが、2008年からはヘッドマークの表記に準じた「SLばんえつ物語」に変更されました。
  この列車用に改造された客車は「ばんえつ物語」と呼ばれることもあります。

観光列車としての役割
 地域観光列車として、磐越西線周辺の市町村によりSL定期列車運転協議会が設けられています。


 公式キャラクターとして「オコジロウ」と「オコミ」が存在し、新津駅や津川駅のホームに像も設置されています。

SLばんえつ物語は、森と水とロマンの旅を楽しむことができる素晴らしい列車です。

C57 180号機は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が動態保存する蒸気機関車(SL)で、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が製造したC57形蒸気機関車の1両です。

C57 180号機の特徴と歴史の詳細です
現役時代と保存:
  1946年に三菱重工業三原製作所で製造され、新潟機関区に配置されました。
  1969年に廃車となり、新津市立新津第一小学校の校庭で静態保存されていました。
  1999年にJR東日本によって復元され、磐越西線で「SLばんえつ物語号(のちのSLばんえつ物語)」として運行されています。
  現在、SL列車の中では最長距離(片道111キロ)を走行しています。

性能と運用:
  新津機関区所属時代には急行「日本海」や「佐渡」などの長距離優等列車を牽引しました。
  静態保存から復元された際には、前照灯や運転台屋根などの部品が整備・交換され、保存状態は良好です。

C57 180号機は、森と水とロマンの旅を楽しむ素晴らしい蒸気機関車です。


SLばんえつ物語号は、磐越西線で運行される蒸気機関車で、1999年4月29日に運行開始され、2024年で運行開始から25周年を迎えます。この記念すべき年に、さまざまなイベントが開催されています。

SLばんえつ物語の25周年イベントの詳細

1. 運行25年出発式:
   日 時: 2024年4月29日(月・祝) 9:30〜9:55頃
   場 所: 新津駅3番線ホーム
   内 容: 安全祈願の神楽舞、出発合図、オコジロウ・オコミによるお見送りなど。黒色のエクステリアで運転されます。また、25周年記念ヘッドマークも運行中です。

2. 新津駅東口広場お楽しみイベント:
   時 間: 2024年4月29日(月・祝)10:00頃〜15:00頃
   場 所: 新津駅東口広場
   内 容:
   ミニSL運行(無料)
     物販(新津名物しごなな焼、三色団子、駅弁、フルーツジュース、駄菓子、鉄道グッズなど)


ミニステージイベント(神楽舞、地元ダンススタジオによるダンス、地元中学校合唱部による合唱)

3. その他の25周年企画:
   SLばんえつ物語弁当25周年バージョンの販売(神尾弁当): 25周年バージョンのお弁当が販売されます。


 復活! SLばんえつ物語じゃんけん大会: 各車両で乗務員によるじゃんけん大会を実施。勝者にはヘッドマークデザインの缶バッジがプレゼントされます。
 

SLばんえつ物語号スタンプラリーの開催:
 新潟県と福島県の特産品がもらえるスタンプラリーです。
デジタル駅スタンプアプリ「エキタグ」の25th Anniversary特別スタンプ: 
     乗車の記念にデジタルスタンプ集めを楽しんでください。

SLばんえつ物語の25周年を祝い、森と水とロマンの旅を楽しんでください!

 

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