お盆は石川県のばぁちゃんのところへ
帰っていました
ばぁちゃんはいつかのブログでも書きましたが
えびす湯の番台で深夜まで毎日働く女経営者
いつも帰ると
富士山の描かれたタイル張りの
かなり熱めのお風呂にはいらせてもって
トイレは未だにボットん便所で
下駄みたいなのはいて下を覗くとめっちゃ暗くてずっとずっと下まで真っ黒なのが
こわくて
お風呂上がりには好きなん選びと男湯にあるアイスをくれて
お風呂の裏には釜爺がいて
大きな釜で薪を燃やして
めっちゃおが屑の匂いがする
それが
いつもの石川県
おばあちゃんの家
今年1月に釜爺のじぃちゃんが死んで
90歳のばぁちゃんは
お風呂を閉めて
お風呂も釜もなくなって
髪が真っ白になって
涙を流さなくて
平然としていて
大丈夫かなぁ??と
ずっと心配していたけど
ばぁちゃんは
私をみてあらようこそ
妹さん大きなったねえと私より背の高くなった娘を見て言って
ちゃうで
これ私の子供やでて言ったら
あら!!
えらい大きなってぇーーーー
と
いつもの笑顔で笑ってれました
それから
メロンパンをパクパク食べてくれて
沢山話ししてくれて
いつものばぁちゃんにすぐもどりました
おばあちゃんになっても
私もずっと働きたいし
おばあちゃんみたいに素敵に歳とりたいし
ばぁちゃんめっちゃかっこいい!!!
ばぁちゃんありがとう
「家中元気な 永遠の夢を 見る近頃」
ばぁちゃん作
平成最後の名作
enjoy your life