銀座6丁目にあるニューギンザビル3号館の9階へ。
カウンター席がメインの、京都惣菜料理を食べさせてくれる和食屋
「あ・寛銀座」に連れて行っていただきました。
カウンター席以外のテーブル席も2席(それぞれ4人掛け)ほどありますが、職人さんの料理をする見事な腕前を眺めながらいただくことのできるカウンターが特等席でしょう。
いろんな日本料理を食べに行かせていただきますが、
この「あ・寛銀座」で提供される1品1品は、とっても丁寧につくられていて、優しく、素晴らしいお料理の数々で、とても心に残るお店となりました。
客層も、落ち着いていて、大人なお店。
でも堅苦しくなく、店内を構成する木のぬくもりが温かい雰囲気を醸し出し、とても心地の良い空間でした。
「あ・寛」と書いて、「あ・かん」。
「寛」は、「くつろぐ」と読みますが、
おもてなし=接客を寛ぎ、楽しんでもらいたいという想いが込められているそうです。
そして、関西や京ことばでは、愛情をもって相手をたしなめる時などに「あかん」という言葉が使われるそう。
「食べなあかん」「飲まなあかん」のユーモアも込め、
またおもてなしの意味と愛情表現を交えて、
「あ・寛」という店名がつけられたそうです。
店名そのものに、明確なコンセプトが刻まれているのですね。
このお店のファンになった私は、連れて行ってくださった方に
「また行かなあかん」とお伝えしたい。笑
酢の物料理を出してくださった時のこと。
お酢に浸したモズクの上に、酢で和えたキュウリとワカメとカニの身が乗っている。
大将が一言。
「お客さまの召し上がり方を考えて、2種類の酢を使っているんですよ。上のキュウリやわかめやカニの身は、しっかりと噛んで召し上がるので、少し強めの酢でもいいけれど、その酢をモズクに使ってしまったら、お客さまは、むせてしまいます。
モズクは、するすると飲み込むようにして召し上がるでしょう。
だから、酢が強くない、優しい味に仕上げているんですよ」と。
1品の中に、それだけのやさしさを込めて、酢の使い方に配慮してお料理されていらっしゃるなんて。。。
丁寧だし、優しいし、美味しいし、素敵すぎ。
全体的に大満足です!
ごちそうさまでした。
こうした美味しい一流のお料理を味わいながら、
いつも私の人間的成長を願って、育ててくださるお相手。
身の丈以上の仕事の話が舞い込んできた私は、
それをやり遂げる自信がなくて、いかに断るかばかりを考える日々を過ごしていました。
そんな私に、彼は、「受けるべきだ」と逃げ道を塞ぎ、
「貴女なら、絶対にできる」と背中を相当強く押してくれたのでした。
そして、ジョン・F・ケネディの大統領就任演説の中の一文を贈ってくれました。
「私はこの責任を恐れず、喜んで受け入れる」
大統領の責任と私の仕事の責任を同等に考えることは畏れ多いことですが、でも、その考え方のベースはどんな仕事でも共通するもの。
物事は、逃げていると、小さなものでも大きな怖い存在になって、ますます追いかけてくるから不思議。
できるかどうかわからなくて不安でも、
喜んで受け入れ、感謝の気持ちを持つことで、不安が逆に大きなエネルギーになってきたように思います。
何より、彼の存在そのものが、私に無限大の力を与えてくれる。
いつも私の成長を温かく、時には厳しく、愛情深く見守ってくださっていることに、心から感謝しています。
