メタモルフォーゼの縁側

元々は、愛菜ちゃんが主演だということで、

気になっていた作品

ずいぶん、日が経ってしまったけれど、

ふとした瞬間に思い出して、ほわッと心が温かくなる

そんな作品「メタモルフォーゼの縁側」。

書店でアルバイトをしているうららは密かにBL好き。

目立たないタイプの高校生で、

もちろんBL好きも隠している。

そんなうららが、バイト中に知り合ったのが

たまたま手に取ったBLに魅せられた75歳の雪さん

2人がとても穏やかで上品な雰囲気で、

だからBLのイメージも自然に格上げされたかのようで、

偶然、映画を観る直前に、チェリまほで

BL漫画デビューを果たしていた私も嬉しい限り

いや、でもBLだからどうだとかではなく、

好きなものについて、遠慮なく語れるって、

本当に嬉しいだろうな

私がブログやインスタを始めたのも、

結局は、好きなものについて話したかったから。

最初は自己満足でしかなかったけれど、

いいねがもらえたり、コメントがもらえたりすると、

自分の「好き」が肯定されたようで嬉しくて、

それが違う角度からの意見でも、

同じものを一緒に観ているようでやっぱり嬉しい

ということで、好きが加速した部分もあるので、

これが実際に会って、話せてだと

さらに力になるだろうなと羨ましくてたまりません

実際の私は、好きなものが分かり合えないと

がっかりしてしまう…ということが分かっているので、

映画のことも、チェリまほのことも、

リアルの友達には、あまり話さない

でも、本当は話したーい

いつか、そんな友達が欲しいなーと

この映画を観たら、ますます思いました

ということで、

また観たいと思うくらい、好きな作品になりました。

あらすじ

人付き合いが苦手な17歳の女子高生・佐山うらら(芦田愛菜)は、ボーイズラブ(BL)漫画を読むのが何よりの楽しみだった。一方、夫を亡くし一人で暮らす75歳の女性・市野井雪(宮本信子)は、うららがアルバイトする書店でBL漫画を手に取り、未知の世界に驚きつつも男子たちの恋物語に魅了される。あるときBLコーナーで出会った二人は、BLの話題で意気投合する。それ以降、二人は雪の家の縁側で一緒に漫画を読んでは意見を交わすようになり、年齢や立場を超えた友情を育んでいく。