『砕け散るところを見せてあげる』って、
すごい挑発的で気になるタイトルだなとひと目見て思って、
これは何の情報も入れずに観ようと心に決めていました
フライヤーはもらってきていたので、中川大志と石井杏奈が
W主演であることは知っていたのですが、
その他の出演者はチェックしていなかったし、
よく行く映画館では上映されないこともあり、
珍しく予告さえ観ることがなかった
ということもあり、映画が始まってすぐに出てきた俳優さんたちに
“こんな人も出ているんだ”と嬉しい驚き
いじめが描かれることはなんとなく気づいていたけれど、
いつ見てもいじめの描写は胸糞悪いけれど、
そこから始まる青春ものねと、大船に乗ったような気分でいたら
そこからそっちかーいみたいな衝撃の展開に
頭も心もフル回転で、ヘロヘロになりました
ヒーローは絶望の中に希望をもたらしてくれる存在。
希望を見つけた時の、柔らかい表情がいいなぁ…
そして、お互いにとって、お互いが確実にヒーローだったことに
救われました
そして、ヒーローはやっぱりカッコいい
映画の中で、何度も絶望を疑似体験したけれど、
不思議と最後はほっこりできる映画でした
とはいえ、凄まじかったので、しばらく観たくないけれど
あらすじ
大学受験が目前に迫る高校3年生の濱田清澄(中川大志)は、みんなから嫌われている1年生の蔵本玻璃(石井杏奈)がいじめに遭っている現場を偶然目撃する。人一倍正義感が強い清澄は彼女を助け、その一件をきっかけにいじめから玻璃を救おうとする。